「私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して・・・」
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本日開幕 センバツ高校野球
さまざまな想いを胸に甲子園へ向かったと思います。
「私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。がんばろう、日本。生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。」との選手宣誓・・・。
その想いが大きな困難な時期を乗り越える力となりますように!
そして被災地の皆さんにも,その想いが届くように願っています。
******センバツ開幕様子(毎日新聞)******
センバツ 開幕 「がんばろう!日本」スローガンに
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開会式で、黙とうをする選手たち=阪神甲子園球場で2011年3月23日午前9時1分、貝塚太一撮影 |
開会式は入場行進を行わず、簡素化された。出場32校の選手たちが外野グラウンドに整列した後、場内にサイレンが鳴り、震災の犠牲者に黙とうがささげられた。編曲された、いきものがかりの「ありがとう」が流れる中、選手たちは1校ずつマウンドに向かって前進。被災地から出場する東北(宮城)などが紹介されると大きな拍手がわいた。
前年優勝校の興南(沖縄)の外間(ほかま)正伍主将(3年)による優勝旗の返還後、大会会長の朝比奈豊・毎日新聞社社長があいさつ。奥島孝康・日本高野連会長が励ましの言葉を送った後、創志学園(岡山)の野山慎介主将(2年)が選手宣誓した。
今大会は21世紀枠で選ばれた大館鳳鳴(秋田)、佐渡(新潟)、城南(徳島)を含む11校が初出場。開会式後には、香川西(香川)と日本文理(新潟)が開幕試合に臨んだ。【遠藤孝康】
◇創志学園・野山主将が選手宣誓
私たちは16年前、阪神淡路大震災の年に生まれました。今、東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。被災地ではすべての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。人は仲間に支えられることで大きな困難を乗り越えることができると信じています。私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。がんばろう、日本。生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。
◇奥島孝康・大会審判委員長(日本高野連会長)の励ましの言葉
「がんばろう!日本」。これが今回のセンバツ大会のスローガンです。大震災で打ちひしがれた被災地の皆さんのみならず、未曽有の大震災で自信をなくした日本中に「がんばろう」というエールを送りたいとの願いを込めました。私たちは今大会を被災者や救援に携わる皆さんを応援する大会とします。初出場校は11校。どうか君たちの初々しくも、はつらつたるプレーが被災地の皆様を元気づけますことを祈ります。
◇朝比奈豊・大会会長(毎日新聞社社長)のあいさつ
主催者として、ぎりぎりまで論議を重ねた結果、私たちは、甲子園を目指してきた高校球児の夢を奪うことなく、被災地の皆様に思いを寄せた特別に意義のある大会として開こうと決意いたしました。選手の皆さんが、被災地の皆さんを応援する気持ちを胸に、甲子園で全力のプレーをする。その姿が、一筋の連帯の光になって被災地に、そして日本中に、届くことを強く願っております。
******時事通信******
高校野球・優勝旗を返還する外間主将
優勝旗を返還する興南の外間正伍主将=23日、甲子園(代表撮影)
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