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田中さん メール読みました。

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島袋勉さんへ

島袋さんの「感謝」に書かれているメッセージが,大きな励みとなっています。

当たり前のように過ごしていた生活基盤が流されてしまいましたが,栗田さんからの慰めに力をいただき,突然両足を失った後の島袋さんのことをまた考えました。

島袋さんの感謝の気持ちの深さを考えています。失ったものは多くても命はある。そう考えると,どれだけ今に感謝できるかのように思えました。

今回,私は体のどこも失っていないのに,気持ちがへこんで不安で頭が一杯になっていましたが,これから,この状況からまた目標をもって前進あるのみだと気付かせていただきました。

ありがとうございます。

島袋さん,栗田さんありがとうございます。

そしてこれからもどうかよろしくお願いします。

被災地より 田中

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田中さんへ

メール読みました。

苦しいときこそ考え方が大事になる時と思います。

今の現状は変わらなくても,考え方が変わると気持ちが変わり目標をもって一歩を踏み出すとその過程で喜びや感動があります。

支援したいと願う大勢の気持ちへの感謝も力になると思います。

★退院後に書いた感謝のメッセージです↓

                感謝

健康で生活していることが当たり前だった。熱が出ると動けない、歯が痛いと考えられないと思い込んでいた。痛みが治まったら出来ることを考えながら憂鬱になっていた。五体満足であることが普通で自分の体に特に感謝などしていなかった。そんな普通の日常。

 突然の事故。今までの"当たり前"が突然当たり前でなくなった。無くなった両足、複視、高次脳機能障害。沈む心。

 まだ、生きている! 失った体より、自分にあるものを考えよう! 出来ないことを探すのではなく出来る方法を考えよう! 

 まず考え方を変えた。現状は変わらないのに、気持ちは大きく変わった。夢を持ちしっかりした目標が出来ると毎日が楽しくなった。

島袋 勉

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