聖光学院の甲子園での活躍を楽しみにしています
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目標を具体的に描いて心身ともに鍛えてきた聖光学院の甲子園での活躍を楽しみにしています。
昨年,夏の甲子園では準々決勝で興南対聖光学院で印象深く残っています。
甲子園での興南と準々決勝まで公式試合で連勝だった聖光学院。
昨年夏の経験,そして3月11日の震災,その後の経験により深められた強さと覚悟を感じています。2011年夏 聖光学院 全国制覇 楽しみです。
****産経新聞******
福島・聖光学院 エース歳内が17奪三振完封
終盤に降り始めた雨にも、聖光学院(福島)のエース、歳内(3年)は動じなかった。最速140キロを記録した直球は最後まで衰えず、この日17個目となる三振で甲子園行きを決めた。
兵庫県尼崎市出身で、1歳の時に阪神大震災を経験。高校から福島に移り、主将に任命された3月11日に東日本大震災が起きた。部員の親族も被災し、「野球や私生活の過ごし方から考え直そうとしてきた」と、任を解かれる6月中旬まで意識改革に奔走した。
準決勝で背筋に痛みが走ったが、決勝を3安打完封。昨夏の甲子園では準々決勝で優勝した興南(沖縄)に敗れた。全国制覇を目指すプロ注目の右腕は「日本一の具体的なイメージはできている」と力強い。
震災の影響で実戦が不足する中で5年連続8度目の全国切符を勝ち取り、斎藤監督は「甲子園で同情をもらうのではダメ。被災県の代表として覚悟を持ちたい」と先を見据えた。(小川寛太)
兵庫県尼崎市出身で、1歳の時に阪神大震災を経験。高校から福島に移り、主将に任命された3月11日に東日本大震災が起きた。部員の親族も被災し、「野球や私生活の過ごし方から考え直そうとしてきた」と、任を解かれる6月中旬まで意識改革に奔走した。
準決勝で背筋に痛みが走ったが、決勝を3安打完封。昨夏の甲子園では準々決勝で優勝した興南(沖縄)に敗れた。全国制覇を目指すプロ注目の右腕は「日本一の具体的なイメージはできている」と力強い。
震災の影響で実戦が不足する中で5年連続8度目の全国切符を勝ち取り、斎藤監督は「甲子園で同情をもらうのではダメ。被災県の代表として覚悟を持ちたい」と先を見据えた。(小川寛太)
****毎日新聞****
<夏の甲子園>福島代表、聖光学院 地元背負って戦う
地震、津波に加え原発災害に襲われた福島県。全ての福島の球児が無縁ではいられなかった。第93回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟・朝日新聞社主催、毎日新聞社後援)の福島大会で28日、5年連続の優勝を果たした聖光学院。敗れた県内88校86チーム(相双連合は3校1チーム)の思いも受け、甲子園に向かう。
あの日、同県伊達市の聖光学院運動部寮も停電。ろうそくと車のライトを頼りに食事した。次々知らされる被害の状況。練習は取りやめ、避難所の物資運搬を買って出た。しかし、寮のライフラインも回復せず、数日後にはそれぞれの自宅に戻り待機することに。同県いわき市出身の小沢宏明主将(3年)は、帰宅する途中、津波被害の惨状を目の当たりにしたという。
「今、命があるだけでも幸せ」と感じたという小沢主将。3月24日に部員が集合し、ボランティア活動の傍ら徐々に練習を始めたが、「グラウンドの中では絶対に手を抜いてはいけないと思うようになった」という。避難所の人の気持ちに寄り添いたいと、今夏、寮ではエアコンを全く使わなくなった。
昨夏の甲子園8強入りの立役者となった本格派右腕・歳内(さいうち)宏明投手(同)。一段と成長し、福島大会で34回3分の2を投げて60三振を奪った。
歳内投手の実家は兵庫県尼崎市。95年の阪神大震災で、家の中の食器が割れた様子などをおぼろげに覚えている。甲子園出場を決め、「福島の代表として戦うことについて今までずっと考えてきた。一球一球気持ちを込めて投げたい」と語った。【長田舞子】
あの日、同県伊達市の聖光学院運動部寮も停電。ろうそくと車のライトを頼りに食事した。次々知らされる被害の状況。練習は取りやめ、避難所の物資運搬を買って出た。しかし、寮のライフラインも回復せず、数日後にはそれぞれの自宅に戻り待機することに。同県いわき市出身の小沢宏明主将(3年)は、帰宅する途中、津波被害の惨状を目の当たりにしたという。
「今、命があるだけでも幸せ」と感じたという小沢主将。3月24日に部員が集合し、ボランティア活動の傍ら徐々に練習を始めたが、「グラウンドの中では絶対に手を抜いてはいけないと思うようになった」という。避難所の人の気持ちに寄り添いたいと、今夏、寮ではエアコンを全く使わなくなった。
昨夏の甲子園8強入りの立役者となった本格派右腕・歳内(さいうち)宏明投手(同)。一段と成長し、福島大会で34回3分の2を投げて60三振を奪った。
歳内投手の実家は兵庫県尼崎市。95年の阪神大震災で、家の中の食器が割れた様子などをおぼろげに覚えている。甲子園出場を決め、「福島の代表として戦うことについて今までずっと考えてきた。一球一球気持ちを込めて投げたい」と語った。【長田舞子】
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