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「なでしこジャパン」応援する声が届いています!

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いろいろな時期を乗り越えてきた「なでしこジャパン」

オリンピックでの活躍楽しみに応援しています。

 ラシーマの近くで女子サッカーの練習に励む小学生より

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しまぶくろさん自転車がんばってください。

わたしもなでしこジャパンのようなサッカーができるようにがんばります。

女子サッカー

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なでしこ 五輪代表18人決定
なでしこ 五輪代表18人決定
 
 
 
 
 
 
 

 

                                                                                 

 

                                                                      

                                                           ロンドンオリンピックに出場するサッカー女子の「なでしこジャパン」のメンバー18人が決まりました。
メンバーには、キャプテンの宮間あや選手や、4回目のオリンピックとなる澤穂希選手、それにフォワードには19歳の岩渕真奈選手や右ひざの手術を乗り越えた丸山桂里奈選手などが入りました。

日本サッカー協会は、オリンピックまで1か月を切った2日、大会に登録するメンバー18人を発表しました。
メンバーには、キャプテンの宮間あや選手をはじめ、めまいの症状から復帰した澤選手が、なでしこで最多の4回目のオリンピック出場を決めたほか、ディフェンダーの岩清水梓選手と、チーム最年少の19歳でフォワードの岩渕真奈選手といった、先月のスウェーデン遠征はけがで参加できなかった選手も入りました。
また、右ひざの手術を乗り越えたフォワードの丸山桂里奈選手も入り、18人すべて、去年の女子ワールドカップの優勝メンバーから選ばれました。
佐々木則夫監督は「好守にアクションする、なでしこのサッカーを熟知している選手を選んだ。オリンピックでは金メダルを目指して、まい進していきたい」と話しました。
なでしこジャパンは、今月11日にオーストラリアと壮行試合を行ったあと、ヨーロッパに出発し、現地時間の19日にはフランスと強化試合を行い、オリンピック初戦に備えます。

GK

ゴールキーパーは2人です。
▽岡山湯郷ベルの福元美穂選手と、▽INAC神戸レオネッサの海堀あゆみ選手が選ばれました。

DF

ディフェンダーは5人です。
▽INAC神戸レオネッサの近賀ゆかり選手、▽浦和レッズの矢野喬子選手、▽日テレ・ベレーザの岩清水梓選手、▽フランス、モンペリエでプレーした鮫島彩選手、▽ドイツ、フランクフルトの熊谷紗希選手が選ばれました。

MF

ミッドフィールダーは5人です。
▽INAC神戸レオネッサの澤穂希選手、▽川澄奈穂美選手、▽田中明日菜選手、▽岡山湯郷ベルの宮間あや選手、▽日テレ・ベレーザの阪口夢穂選手です。

FW

フォワードは6人です。
▽ドイツ、デュイスブルクの安藤梢選手、▽ドイツ、ポツダムの大儀見(旧姓・永里)優季選手、▽INAC神戸レオネッサの大野忍選手と▽高瀬愛実選手、▽スペランツァ大阪高槻の丸山桂里奈選手、▽日テレ・ベレーザの岩渕真奈選手が選ばれました。

バックアップのメンバー

また、選手のけがなどに備えて、補欠に当たるバックアップメンバーの4人も発表され、▽ゴールキーパーはジェフ千葉の山根恵里奈選手、▽ディフェンダーは日テレ・ベレーザの有吉佐織選手、▽ミッドフィールダーはアルビレックス新潟の上尾野辺めぐみ選手、▽フォワードはフランス、リヨンの大滝麻未選手が入りました。

オリンピックの日程

女子の予選リーグは開会式2日前の7月25日から始まり、日本は、▽現地時間の25日の初戦でカナダと、▽28日の第2戦でスウェーデンと、▽31日の第3戦で南アフリカと対戦します。

澤選手"集大成として結果にこだわる"

澤選手は東京都内で取材に応じ、めまいの症状から代表に復帰し、4回目のオリンピック出場を決めたことについて、「うれしかったですし、選ばれてホッとしたというのが正直な気持ちです」と心境を語りました。
そして、大会に向けては「年齢的にも最後のオリンピックになると思うし、集大成として結果にこだわりたい。女子サッカーはまだメダルを取ったことがないので、ぜひメダルを取りたい」と話し、33歳で迎えるロンドンオリンピックに向けて意気込んでいました。
INAC神戸レオネッサから代表に選ばれた7人のうち、澤選手を除く6人の選手は、神戸市内のホテルで記者会見に臨みました。
初出場の川澄選手は、「メンバーに選ばれ、うれしく思っています。INACの選手が多いので心強く感じています。ずっと夢見てた舞台なので、ワールドカップで優勝したように、オリンピックでも世界一の喜びを味わえるよう頑張りたい」と述べました。
また、2大会連続の出場となる海堀選手は、「光栄に思っています。選ばれたからには、本当に一戦一戦全力を尽くして、チームに貢献できるよう頑張りたい」と述べました。
同じく2大会連続出場の大野選手は、「うれしく思っています。メダルを取るのは簡単なことではないが、自分たちもこの4年間でいろいろな経験をし、自信もあります。一戦一戦粘り強く、チーム一丸となって戦っていきたい」と力を込めました。

岩渕選手"特別な舞台で楽しみ"

チーム最年少の19歳、岩渕選手と、2回目のオリンピック代表に選ばれた岩清水選手は、東京・稲城市にある日テレ・ベレーザのクラブハウスで記者会見しました。
岩渕選手は、「オリンピックは特別な舞台。初めてピッチに立つことを楽しみにしています。点を取らないと勝てないので、フォワードとしてどんな試合でも頑張りたい」と意欲を見せていました。
岩清水選手は、「これからが勝負。コンディションを上げて、オリンピック本番ではベストなパフォーマンスをしたい」と意気込みを話しました。
また、岩手県出身の岩清水選手は、「岩手や東北に、またいいニュースを届けたいという気持ちが強い。注目してくれる舞台なので、東北のみんなのために戦いたい」と話していました。
鮫島選手と安藤選手は、東京・新宿区の契約しているスポーツ用品メーカーで、インターネット中継を見ながら代表メンバーの発表を待ちました。
佐々木監督の会見が始まると、2人は緊張した表情を見せていましたが、共に名前が呼ばれると、ほっとした様子で、笑顔を見せていました。
オリンピック代表に初めて選ばれた鮫島選手は、「代表に選ばれて光栄に思います。先輩から、オリンピックに出たら世界観や価値観が変わると聞いていたので、楽しみです」と話しました。
3回目のオリンピックとなる安藤選手は、「オリンピックは独特の雰囲気がある初戦が大切になると思います。経験を若い選手に伝え、もう一度世界一になって、日本中に喜んでもらいたい」と意気込みを話しました。

宮間選手"苦しい場面で一番に飛び込む"

宮間選手と福元選手の2人は、岡山湯郷ベルの本拠地がある岡山県美作市で記者会見しました。
宮間選手は「キャプテンとして、ピッチの内外でみんなを引っ張りたいし、苦しい場面で一番に飛び込んでいける選手になりたいと思う。オリンピックは世界中の人たちが注目している特別な大会なので、これまで積み上げてきたものを出し切って、金メダルを狙いたい」と話しました。
福元選手は「北京オリンピックのあとにアキレスけんをけがしたので、ロンドンの代表になることが目標だったので、大変うれしい。今回の結果は今後の女子サッカーにも大きく影響してくると思うので、自分ができることを精いっぱいやって、金メダルを取りたい」と話していました。
去年9月の右ひざの手術を乗り越えて3大会連続の代表に選ばれた丸山選手は、大阪府高槻市で記者会見し、「リハビリをしていたときからロンドンでプレーする姿をイメージして頑張ってきた。精神的にも強くなったし、最後まで諦めない気持ちが夢をかなえると信じていた」と、けがを克服して代表入りした気持ちを率直に述べました。
そして「これまでの2大会はまだ得点をしていないので、どん欲にゴールを狙いたい。金メダルを取りたいという気持ちが強いので、貢献できるように頑張りたい」と笑顔で話していました。

五輪に向け早速練習

ロンドンオリンピックに臨む「なでしこジャパン」のメンバーが発表されたあと、海外でプレーしている選手たちは、オリンピックに向けて東京都内で早速練習を行いました。
練習をしたのは、安藤選手、熊谷選手、大儀見選手、鮫島選手、それにバックアップメンバーに選ばれた大滝選手の5人です。
5人は、メンバーが発表されたおよそ3時間後、都内のグラウンドでおよそ1時間、パス回しやシュート練習などで汗を流しました。
練習のあと、大儀見選手は「金メダルを取るのはもちろんですが、個人としても世界でストライカーとしてどれだけ通用するのか確かめたい」と意気込みを話しました。
熊谷選手は「金メダルを獲得する自信はあります。そのために、今できることをしっかりやって、金メダルに向かってオリンピックに臨みたい」と話しました。

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