台風15号 今後も厳重な警戒が必要です
台風15号は27日(月)午前1時には那覇市の北90キロの海上を1時間に20キロの速さで西北西へ進んでいるものと見られます。今後も厳重な警戒が必要です。
******************NHK*********************
台風15号 暴風などに厳重に警戒を
8月27日 1時23分
大型で非常に強い台風15号は26日夜、沖縄本島付近を通過し、沖縄・奄美を暴風域に巻き込みながら北上しています。
気象庁は、暴風や高波、それに高潮などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
気象庁の発表によりますと、大型で非常に強い台風15号は、26日午後9時前に沖縄本島付近を通過し、27日午前1時には那覇市の北、90キロの海上を1時間に20キロの速さで西北西へ進んでいるものと見られます。
中心の気圧は930ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径280キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
沖縄本島地方と奄美地方が暴風域に入っていて、風や雨の強い状態が続いています。
鹿児島県奄美大島の古仁屋では、27日午前0時半ごろに44.2メートルの最大瞬間風速を観測したほか、沖縄県の伊是名島で午前0時すぎに41.5メートル、奄美地方の天城町で午前0時20分すぎに39.1メートル、沖縄県の慶良間空港で午前0時10分ごろに36.5メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また、27日午前0時までの1時間には、鹿児島県の沖永良部島で33ミリの激しい雨が降りました。
沖縄本島地方や奄美地方では、27日明け方にかけて最大風速45メートル、最大瞬間風速65メートルの暴風が吹くおそれがあり、27日の昼すぎにかけて続く見込みです。
波の高さは、沖縄・奄美の沿岸で最大13メートルの猛烈なしけになっていて、27日は九州の沿岸でも9メートルを超える猛烈なしけが予想されています。
また、沖縄本島地方と奄美地方では、27日明け方にかけて潮位が高くなり、沿岸部や川の河口付近では高潮による浸水のおそれがあります。
さらに、沖縄・奄美では27日も雷を伴い1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込みで、27日の夜遅くまでに降る雨の量はいずれも多いところで、沖縄本島地方で350ミリ、奄美地方で250ミリと予想されています。
気象庁は、暴風や高波、高潮、低い土地の浸水、それに土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
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