「幸せです」と。その時の島袋さんの顔と声は忘れません。
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3年生の先輩が島袋さんに質問されました。「今幸せですか?」島袋さんは少しの間も悩まずに、はっきりとにっこり笑って答えられました。「幸せです」と。その時の島袋さんの顔と声は忘れません。
私は今日、義足の人を初めて見ました。無機質で冷たい感じがしました。島袋さんが義足で歩いておられていて不思議な気持ちがしました。島袋さんは義足をとって私たちに足を見せてくださりました。本来、そこにあるものがなくて、ぽっかり穴が空いてしまっているようでした。衝撃でした。全く無関係である私がびっくりしてしまったのですから、島袋さんの驚きと悲しみ、絶望は想像もできません。それに加えて、記憶障害、目の異常、痛みもあります。
「幸せです。」と笑顔で答えられた島袋さんはなんて強いのでしょうか。いいえ。強くなられたのですね。お話やビデオにはたくさんの人に支えられ、怪我と向き合い変わっていく島袋さんがおられました。人は変われるのだなと思いました。私も島袋さんのように諦めず、ステキで強い人になりたいと思っています。家族、友達、先生、周りの人に支えられながら。それを感謝しながら。今日は貴重なお話ありがとうございました。
(大多和学園 開星中・高等学校高3女子より)
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