どんな力が彼を支えているのかということを考えた
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琉球大学留学生(中国)
島袋さんはいったいどんな人だろう。そういう気持ちを持って、島袋さんの講演会に行った。
島袋さんの声がホールに満ちてきた。声からすれば島袋さんは優しい人だというイメージがわいてきた。島袋さんは義足をつけてステージを歩きながら自分のストーリーを述べていた。島袋さんは両足がなくなっても不幸な境遇から一歩一歩明るいところへ進むことを考えていた。彼は大けがをして病院で両足を切断しなければならなかった。目覚めた時、両足はもうなくなってしまっていた。そのとき、彼は心の痛みだけでなく肉体的な痛みに耐えなければならなかった。特に、幻肢痛という痛み。私は、はじめて聞いた。死ぬほどの痛みだったと思う。
私はいろいろな気持ちが湧き出てきた。ペドフンという人を思い出した。彼は耳もロも不自由なのだが、世界で一番偉い作曲家になった。彼の有名な言葉はみんなに知られている。「私は運命の咽喉を拓する」。悪い運命に負けずに健常の人達と同じように生きている。 42.2キロの距離は健常の人にしても走り切ることが大変だが、島袋さんはいつも積極的に運命に直面する。どんな力が彼を支えているのかということを考えた。たぶん家族の愛だろう。
島袋さんのことは、わたしの人生の手本として私を励ましている。
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