先島、２２日にも暴風域　台風１５号、本島は２４日以降接近か2015年8月21日 7:23 

　非常に強い台風１５号は２０日午後９時現在、フィリピンの東にあり、勢力を維持しながら時速１５キロの速さで西に進んでいる。２１日に進路が北寄りに変わる見通し。２２日以降に先島地方を暴風域に巻き込む可能性があり、沖縄気象台が注意を呼び掛けている。進路次第では２４日以降に沖縄本島地方も暴風域に巻き込まれる可能性がある。
　２０日午後９時現在の中心気圧は９３５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は５０メートル、最大瞬間風速は７０メートル。半径８０キロ以内は風速２５メートル以上の暴風が吹いている。
　台風の接近に伴い、八重山地方では２１日夕方から強い風が吹く見込みで、沖縄気象台が早めの対策を呼び掛けている。
　沖縄本島地方と先島諸島の海上は広い範囲でしけており、八重山地方では２１日夕方から大しけとなる恐れがある。