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2015年だけで沖縄県内米軍施設内で14件も山火事

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米軍による実弾射撃訓練によるさまざまな影響が自然環境にも人間の心身への影響もどれほどのものか、離れた土地で理解するのは難しいと思います。
いろいろな問題が継続して生じています。
2015年だけで沖縄県内米軍施設内で14件も山火事が生じているそうです。
        ****************琉球新報******************

演習で山火事 集落に灰、煙 金武町キャンプ・ハンセン

夜になっても燃え続ける米軍キャンプ・ハンセンの山火事=18日午後9時40分ごろ、金武町屋嘉(屋嘉部長将撮影)

 【金武】金武町の米軍キャンプ・ハンセン内のレンジ5付近で18日午後1時20分、米軍の実弾射撃訓練による山火事が発生した。米軍の航空機が消火に当たったが鎮火に至らないまま日没したため、消火活動を中断した。監視要員を配置している。県によると米軍施設内の山火事はことしに入って14件目。

 山火事は、現場が沖縄自動車道、国道329号や金武町屋嘉区、伊芸区の集落に近かったこともあり、多くの目撃情報が琉球新報社にも寄せられた。現場付近では木々が燃える音や煙の臭いが漂った。周辺住民からは灰が降ってきたとの訴えや沖縄防衛局と米軍の対応の遅さを指摘する声などが聞かれた。
 屋嘉区に住む久高栄一さん(69)は「山火事は何度も経験しているが、今回はひどい。外を歩いているだけで洋服も灰で汚れた。車の屋根や玄関にも灰が積もっている。煙も充満しており、家の窓をすぐ閉めた。集落に火の粉が降ってこないか心配だ」と語った。
 伊芸区の山里均区長は、発見の一報から消火開始まで1時間以上かかったことについて「対応が遅い」と指摘。「風もあるし(消火は)間に合わない。演習されたら火事は繰り返す。せっかく緑が出てきたと思ったらまた燃えてしまう」と声を落とした。

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