チービシでマミジロアジサシのひなが初めて確認された
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チービシでマミジロアジサシのひなが初めて確認されたとの嬉しい知らせ!
*******************琉球新報*******************
渡嘉敷村チービシ、アジサシ2倍の1241羽に 保護対策が奏功
2016年8月9日
沖縄県自然保護課は8日、県の鳥獣保護区である渡嘉敷村チービシ(ナガンヌ、クエフ、神山の三島)でアジサシ類の調査を実施した。約650羽が確認された昨年同時期の調査より約2倍多い1241羽の繁殖が確認され、順調な状態だった。環境省レッドリストの絶滅危惧種2類に指定されるベニアジサシやエリグロアジサシのほか、チービシでマミジロアジサシのひなが初めて確認された。
ナガンヌではベニが約千羽、エリグロ約60羽、マミジロが本島近海で例年より多い約40羽が繁殖していた。クエフはベニが120羽、エリグロが14羽繁殖し、マミジロ2羽、オオアジサシ1羽があった。巣はベニが4巣、エリグロ2巣だった。神山はエリグロが1巣、ベニ若鳥1羽、マミジロ成鳥が3羽確認できた。
ナガンヌで昨年より多い繁殖が確認されたことについて、沖縄野鳥の会の山城正邦会長は「観光客の立ち入り防止のためのロープを張って効果が出た。順調にスタートして進んでいる」と評価した上で「観光客が入るなどしてクエフで放棄されている巣が五つあった」と指摘した。
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