第6回世界のウチナーンチュ大会
「わったーウチナーンチュ」 県人大会開会式に世界から1万3587人
【世界のウチナーンチュ大会取材班】第6回世界のウチナーンチュ大会(同実行委員会主催)の開会式が27日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、4日間の祭典が幕を開けた。開会式には1万3587人(主催者発表)が参加した。30日までの期間中は沖縄の伝統文化、歴史が体感できるイベントが各地で催され、海外、県内在住のウチナーンチュが絆を深める。世界中に約42万人いるとされるウチナーンチュネットワークの発展、継承について意見を交わすほか、沖縄のソフトパワーを国内外に向けて発信する。海外参加者は過去最多の7297人で、26カ国2地域から来沖した。国内、県内の参加者を含めると、大会参加者は1万5683人に上る。大会実行委員会は期間中の入場者が延べ42万人になると見込んでいる。
閉会式では10月30日を「世界のウチナーンチュの日」に制定されることが宣言される。大会のキャッチフレーズは「ウチナーの 躍動・感動 世界へ響け!」。100年以上の前の移民から広がったウチナーンチュコミュニティーを持続的に発展、継承させるとともに、沖縄が持つソフトパワーを国内外に発信することを目指している。
開会式には、米国初の県系人州知事となったハワイのデービッド・イゲ州知事が出席し「沖縄は私のルーツであり、ハワイに居ても米国内を旅行していても、那覇にいても、私はウチナーンチュであることを誇りに思っている」とあいさつした。
翁長雄志県知事は「貴重な財産である世界的なネットワークを発展、継承するためには、世代と立場を越えてお互いを知り、絆を深め、自らのアイデンティティーを確認し、沖縄の未来に目を向けて、心を一つにすることが重要だ」と話した。
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL:
コメントする