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骨の痛みが出ないような走り方をするように頭を働かせています。

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問い合わせのコメントを読みました。両足に義足を装着してソケットが当たる部分に痛みがなく自転車のペダルを長距離こぎ続けることは私はできていないです。痛みは出ていますが、痛くても義足がどうにか装着できるような痛みなら前進できますが、装着できないと自転車にも乗れない状態になりますので、断端部の骨の痛みが出ないような走り方をするように頭を働かせています。
ソケット内で骨の激痛が出ると、しばらくこの写真の状態になります。その後、義足を装着できる状態になるまで時間がかなりかかる場合もあるので、この状態にならないように考え義足のアライメントを調整し痛みを骨以外の部分に逃がすように工夫するように考えています。
片足が義足の場合は、自分の片方の足の指にも力が入りますが、両方が義足の場合は指に入る力も足首の機能も感覚もないのでもちろん立ち漕ぎもできないです。その分、どうしても頭を使わなければゴールまで走れないのであきらめず考え続ける良い訓練になっています。どちらかと言うと身体の訓練というより目標に向けて考え続ける訓練です。

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