動く方法を考えたり両足義足を長く装着して役割を果たす方法を考えたりしますが、自分が障害者とか特別とは考えていません。できる方法を考えるほうが楽しくなります！

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島袋　勉様

　本日の島袋勉氏の講話「夢をあきらめない」を聞いて、まず最初に頭に浮かんだことは、どんな苦境に立たされ絶望したとしても、そこから前向きな気持ちと向上心を胸に、日々努力を積み重ねれば、乗り越えられるということを教えられました。そして、夢や希望がもたらす、人間の生命の偉大さには驚かされました。VTRで事前に両足切断の話を聞いていましたが、やはり実際に目の前で、あの義足姿を見た時には、若干とまどいを感じずにはいられませんでした...まず、隠さずに、さらけ出していることに驚いたのです。その後も、義足をはずして切断された両足を見せてくれたり、靴を反対にはいて、ひざで歩く姿を見せてくれたりと、本当に多くの苦難を乗り越えてきたからこそ、自分のありのままの姿をさらけ出せるのだなと思いました。そこには、障害者という言葉が全く見当違いのもののように思えてなりませんでした。心も体も、とても強い人なんだと思わされました。そして、何よりも、この心の強さを見習って、私も日々自分を見失わずに努力を重ねてゆきたいと思いました。特に出所後の生活は、今以上の様々の困難があると思いますが、そんな時は、本日の講話を思い出し、簡単には、あきらめずに、前を向いて努力を続けていこうと思います。