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ここから何かをまなばなければ

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前向きに考えるようになったのは、救急医療センターからリハビリセンターへ転院して電話で話した母が何を言いたかったのか考えてからでした。母が「痛い?」と聞くので、心配をかけないようにできるだけ明るい声で「それは痛いよ」と答えました。すると「こんな痛い思いをして何も学ばなければただの愚かよ」と笑ったんです。そのときは何が言いたかったのかわからなかったので、夜になり自分がどんな言葉をきたいしていたのだろうか?と考え、無意識に期待していたの同情の言葉だったと気づき、これではいけない!ここから何かをまなばなければ!と、いろんなことを考えるようになりました。
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