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岡谷市民新聞 「義足のランナー」島袋さん熱く語る 

岡谷市民新聞.jpg岡谷市民新聞 6月12日掲載 

「義足のランナー」島袋さん熱く語る 長地小PTA講演会

 長地小学校PTA(安江茂樹会長)はこのほど「義足のランナー」(文芸社)の著書、島袋勉さん(45)を招き、同校で講演会を開いた。全校児童738人と、約50人の保護者が、島袋さんの熱い講演に耳を傾けた。

 島袋さんは、沖縄県那覇市生まれ。20歳で自動車整備会社を創業。順風満帆にビジネスを進めていたが、2001年4月、アメリカでの事業視察の帰りに踏切事故に遭い、両脚のひざ下を切断。高次脳機能障害(記憶障害)も負い、仕事を中断せざるを得なくなった。20ヵ月入院した後、会社の危機を知り退院。社会復帰し、会社再建に立ち向かった。その後、2004年11月にトリムマラソン3キロに初挑戦。その一ヶ月後には、ホノルルマラソンに挑戦、42,195キロを完走した。現在までに30以上のマラソン大会に出場、富士登山やアルゼンチンのアコンカグア登山も行った。常に言い訳せず、ゴールだけを考え、あきらめなかったという。

 講演中に島袋さんが走って体育館を一周すると、その迫力と速さに児童から「はやい!」「すごいすごい!」の歓声が上がった。興奮が冷めない様子の児童たちは、講演後も校長室にいる島袋さんを訪れ、花飾りなどをプレゼントしていた。前向きな島袋さんの姿に多くの児童や保護者が感銘を受けたようだった。

(写真)島袋さんへの質問タイムは大いに盛り上がった

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