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信濃毎日新聞 「あきらめず挑戦を」義足ランナー島袋さん講演

伊南倫理法人会.jpg信濃毎日新聞 2008年6月6日掲載

「あきらめず挑戦を」義足ランナー島袋さん講演 駒ヶ根

 

 上伊那や飯伊地方の企業経営者でつくる「南信地区倫理法人会」は4日夜、義足でマラソン大会に出場を続ける島袋勉さん=那覇市出身=の講演会を駒ヶ根市文化会館で開いた。「あきらめずに挑戦を続ければどんなことも実現できる」と語る島袋さんの話に約三百人が耳を傾けた。

 島袋さんは2001年、歩いて踏切を横断しようとした際に誤って転び、列車にひかれて両脚を切断する大けがをした。リハビリに励んで約二年で社会復帰。これまでに約三十のマラソン大会を完走している。

 講演会で、島袋さんは「事故直後、どうして自分だけがこんな目に遭うのかと思った」と当時の心情を振り返った。医師や看護師から「訓練すれば走れるようになる」と励まされ、義足でマラソンに挑む人もいると知り、将来の目標をマラソン完走に決めたという。2004年には足の痛みを抱えながらもハワイ・ホノルルマラソンを完走するなど「最後までやり遂げる力を身に付けたいと挑戦を続けてきた」と振り返った。

(写真)あきらめないことの大切さを訴えた島袋さん

 

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