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宮原中学校地区教育講演会から寄せられた感想文

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15日間にわたる連続講演で、今日は島根県益田市を訪問中です。

先週伺った広島県呉市立宮原中学校より感想文が届きました。

 

感じたありのままを教えてくれてどうもありがとう・・・一部紹介します。

(中学一年生より)

★私はこの十三年間、大きなけがをすることなく、何不自由なく暮らしてきました。だから、足があること、手があること、走れること全てが、当たり前になっていました。自分の身に何が起こってもおかしくない、だからその時、悔いのない生き方をする・・・・ということは、さらさら頭の中にはありませんでした。だから、島袋さんの話を聞いた時、(ああ、私、自分をきちんと見つめていなかったのかもしれないなあ。)と、自分を恥ずかしく思いました。私の夢は、まだ決まっていません。でも、どんな事があっても、島袋さんのように、挑戦し続ける心を忘れないでいたいです。

 

★今日は島袋さんから、3つのことを学びました。1つ目は、何でもあきらめなかったらかならずできるということです。2つ目は、命には、かぎりがあるので、やりたい事は、すぐに実行にうつすことを学びました。3つ目は、自分のできない事、苦手な事を人にかくさずに、見せていくということを学びました。ぼくはこれまでこの3つのことができませんでした。自分が無理だと思うとあきらめ、実行して失敗することがこわくて、実行にうつせずくいが残ります。そしてなによりも、自分のできない事、苦手な事を人に見せていくと、どうおもわれるのが心配で、できませんでした。しかし、島袋さんの話を聞いて、自分の苦手なことに挑戦していきたいと思います。 

 

★私は、生まれて初めて『義足』というものを目の前で見ました。『義足』は、すごくしっかりしていて、すごかったです。私は、足があります。でも、島袋さんのようにとつ然足がなくなるかもしれません。足がなくなればだれだっていやです。でも、島袋さんは、そのつらさを乗り越えて『義足』を使っています。今日、島袋さんはその『義足』を使って、体育館を走ってくださいました。すごく速かったです。今日体育館を走ってくださった時、義足が島袋さんの足に見えました。もう、島袋さんには、義足は義足じゃなく、自分の足なのかもしれません。

 

 ★私が、もし同じ事故にあって、同じように両足を無くしていたら、マラソンに出場しようとは思わなかったと思います。私は、島袋さんのお話を聞いていて、ものすごく感じたことがあります。それは『まわりの人への感謝』です。病院で苦しんでいた時助けてくれた看護ふさん、電話の向こうのお母さん、マラソンの時、応えんしてくれた人たち。島袋さんは、お話した中に出てきた人たち全員に、ものすごく感謝していることが、すごく感じました。私は、これから、社会へ出ていきます。社会では、何がおこるか分かりません。しかし、あきらめずに、弱音をはかず、全力で立ち向かっていきたいと思います。

 

★私は島袋さんのお話を聞いて、思った事が二つあります。一つ目は、どうしてけがをしてしまったのに、あんなに、明るくいらせるんだろう。という事です。私だったら、すぐに何でもあきらめてしまうと思います。いろいろな困難を乗りこえて、くらしているのは、とても大変だけど、すごい事だと思います。二つ目は、家族が支えてくれたからがんばれたのかな。と思った事です。私は、どんな事があっても明るく、友達の大切さを思って、生活していきたいと思います。

 

(中学2年生より)

★私達に勇気を与えて下さるような、素晴らしいメッセージがたくさん込められていたと思います。特に『自分に出来る事をしよう』というところが印象的です。私は、ほんのささいな事で最悪だとか自分はかわいそうな奴だとか、そんな事をよく思いがちです。しかし、島袋さんの話を聞いて、これからは目向きにプラス思考でいこうと思いました。そうしたらきっと道は開ける、そう思えます。また、島袋さんがマラソンを一生懸命走る姿には、とても勇気づけられました。諦めずに頑張ると、何だって出来る。そのために努力する事は、本当に素晴らしい事だと思いました。そして、そんな島袋さんを応援する方々の心の美しさ。生きているからこそ体感できるものなんだと思います。人の支えがあるからこそ、人は生きていけるんだと思いました。『当たり前が』が『幸せ』。私は今日、この事がよく分かりました。島袋さんのお話を忘れず、私は今日も一生懸命に今を生きようと思います。

 

★まずすごいと思ったのは、島袋さんの努力です。両足がなくなったのに、あそこまで努力できるのはすごいと思いました。あの話を聞いていて思ったことがあります。人は何かをするためには、『努力』と少しの『勇気』が必要じゃないかと思います。なぜかと言うと、人は何かをするために『努力』つまりがんばらなければ何もすることができません。ほんの少しの勇気と言うのは、何ごとも始める時には少しの『勇気』と言うものが必要ではないかと思います。人はこの2つがあれば、ほとんど何でもできるんです。  PS・あの走りすごかったです!!

 

★私は、義足をはいて歩いている人を見たことがなくて、今日初めて見ました。そして、はいている人の話も見たり聞いたりすることもなかたので、はいている人の気持を考えることもありませんでした。私は、義足ははいたらすぐ歩けると思っていました。でも、歩くにためには練習しなければならないことを知りました。そして、痛くても歩くために練習することは大変だと思いました。歩くことも大変なのに走るのはもっと痛くて練習もしないと走れないのに、島袋さんは走っていました。私は、目標、夢を達成するという気持ちが強かったら、どんなことでもできるということを知りました。でも、達成することはとても大変でつらいと思います。それをのりこえると達成できて大きな達成感を感じることが大きな喜びになると思いました。私は、島袋さんの話を聞いていて、何かを達成する、できるようになるということはすごいんだなと思いました。そして、あきらめなかったらできるということを学びました。私も、これから夢や目標ができたらあきらめずにがんばろうと思いました。そして、夢、目標に近づけるようにできることからはじめて見ようと思います。

 

★私にも少し心配な人がいます。それは私の祖母です。今回のお話を聞いていると祖母にもまだ希望があるのではと思いました。まずは、祖母の所に行ってたくさんおしゃべりをしようと思います。話す事が大好きな人なので、きっと喜んでくれると思います。できないことがあっても私達が支えていけばいいのです。島袋さんのお話を聞いていると、こういう考え方も出来るようになりました。本当にありがとうございます。祖母の所に行ってまず話すことは、今日の事にしようと思います。

 

★「マラソンはできない」と言われた時や練習の傷がバレて包帯をまかれて練習ができなかった時も、じぶんのひらめきで何とかして、結果マラソンができるようになったので、他の人にない頭の回転があると思いました。走っている島袋さんは、とても楽しそうに見えましたし、今の自分に誇りをもっていると思います。「最近は楽しいことがいっぱいです。」とおっしゃられた時もとてもさわやかで、まるで子供のようでした。僕も、島袋さんのように生きる希望をもてる人間になりたいです。

 

(中学3年生より)

★島袋さんの話を聞いていると、どんな状況でもあきらめないことの大切さや、目標に向かってがんばることの大切さが分かったような気がします。僕は剣道で全国制覇というのが夢で、努力しているけど、いつも中途半ぱになったりしています。そして、どんなにがんばっても結果はでないとばかり思っていました。でも、今日のお話を聞いて、がんばれば結果も良くなるし、夢も叶えることができると思えるようになりました。僕の夢が叶うかどうかというのは分かりません。しかし、あきらめずに努力し続けることができれば、夢へと少しづつ近づけることができると思います。なので、どんなにつらいことがおきてもあきらめずにがんばっていきます。そして、僕も島袋さんのように、夢を叶えてみせます。

 

★僕は今日の島袋さんの話を聞いて、自分の考え方によって世界は変る、ということを学びました。足がなくなってしまった。だからもうだめだ、生きていけない。なんと自分は不幸なんだ。そういう考え方をするのではなく、足をなくして、何を学ぶ必要があるのか、また、命が助かってなんて幸せなんだ。そういった考え方をすれば、おのずと道が見えてくる。この話を聞いて僕は、いやなことがあっても後ろ向きに考えるのではなく、そのいやなことから何かを学び、もうそんなことがおこらないように対策をしたり、その体験の中から、将来になっても役立つようにしていきたいと思います。

 

★普通の人なら、苦手なこと、嫌なことを自分からしようとは思わないと思います。それなのに、島袋さんは『自分の一番できそうにないことがマラソンだからそれができたら何だってできる』と思ってマラソンを始めました。両足義足で走るということは並大抵の努力じゃできないことだと思います。私たちもまた、、やる前にあきらめるんじゃなくて全力でいろんなことに挑戦していきたいと思います。

 

★私だったら多分島袋さんととは全く別の道を歩んでいたと思います。もしかしたら自ら命を絶つくらいのつらさだったかもしれないからです。島袋さんはそのつらさを乗り越えて、毎日リハビリに取り組むその強さに驚きました。わざわざ義足を製造しているところまで行って、記憶障害も持っているにもかかわらず、資料をもらい、読んで義足について勉強するなんて私にはできないと思います。島袋さんはとても努力家なんですね。だから今の島袋さんがいるのだと私は思います。私も努力してがんばります。

 

★島袋さんの話を聞いていると、もうどにもならないことをいつまでも、考えている自分がすっごくなさけなく感じました。特定疾患の手帳をもらって難病だから、治りにくいと知ってからなかなか物事を前向きに考えられませんでした。「すぐ治るよ!きっと大丈夫。」と言われても良くなる気配もないのにと悲しくなりました。「かわいそうに。」と言われるのが特に嫌でした。今日、島袋さんのいろんな体験を聞いて、なんともいえない気持ちになりました。悲しいことも、いい方に考えていけそうです。早く、病気が治るように強く願っていきたいです。これからも、たくさんの大切な人達と一緒に楽しく生活していきたいです。いろいろ教えていただきありがとうございました。 

 (全文掲載すると、長くなるので御礼と応援は省略しています)

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コメント(1)

ながせ :

ちらっと ここをのぞいたら、中学生のたくさんの感想文がありました。講演を聞いた中学生が、こんなにも いろんなことを考えているんだ、ということに 嬉しい驚きを改めて感じます。
「自分の考え方によって世界は変る、ということを学びました」という言葉は、本当にすごいと思いました。中学生がこんなことを感じれるなんてすごいです。
島袋さん、これからも身体に気をつけて、講演、頑張って下さい。
たくさんの子供たち、大人たちに感動を与えてください。

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