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「驚いたことは、足がないということを隠さないようにしようと・・・」

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夢をあきらめない 島袋さん.JPG中学校から届いていた「夢をあきらめない」講演会への感想文集に「驚いたことは、足がないということを隠さないようにしよう・・・と決めた・・・というお話しです・・・」とありました。

両足義足だと、どちらか片方の足にどうしても皮膚の炎症やトラブルが生じて長時間の義足装着が出来なくなるので・・・「どうしたら少しでも長く履けるのか?」考えただけなのです。

会社でも日常生活でも私が半ズボンなので驚く方もいます。が、隠さないと汗も拭きやすいですし、混雑した道でも押されて転ぶこともない・・・と、考えずっと隠していません。

両足義足になるまでは勿論、仕事に半ズボンを着用することはありませんでしたが、自分の責任を果たしていくためには義足が履けないとどうしても困るので工夫したのです。このように届いた感想文やお手紙を読むと、いろいろな事を感じてくれているのだと私自身も分かり、励みとなっています。

★以下「感想文集」より↓

私が今回の講演を聴いて考えた事は、島袋さんの気持ちの変化についてです。島袋さんのお話を聴いていると、事故の当時の気持ちからマラソンを走ろうという事を決心した時の気持ちが全然違っていました。島袋さんが事故にあった時は、足を無くし記憶障害と物を見るときに二重に見えたりする障害を一度に背負ってしまい、すごく不安だったようです。お母さんや他の人、医師の方の話を聞いたりするうちに歩くことを目標に、痛みや悔しさに負けず歩く練習をし、マラソンに出ることを決められました。夢をもってその夢をあきらめないという気持ちだったそうですね。

講演を聞いて驚いたことは、足がないということを隠さないようにしようと決めたというお話しです。私なら、いつも長ズボンをはいて、はじめの島袋さんのようにただ普通に暮らすことにしていたと思います。今日はすごくいいお話を聞けて、とても良かったです。これからもこのお話しを生かしていきたいです。(中学一年)

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