それぞれのチームにはそれぞれの思い、ここまでの道のり、歴史が・・-
次の3回戦・聖光学院と履正社の対戦を楽しみにするコメントが届きました。
野球部の監督として・・・思いの深さを感じつつ読ませていただきました。
甥っ子さんと野球の深さを語り合える宮崎監督の感動考えつつ・・・共にあきらめなかったゆえ・・・ですね。コメント紹介させていただきます。↓
島袋 勉様 栗田智美様
◆履正社高校への甲子園・初勝利メッセージありがとうございました。
昨日、私が監督をしている大学のオープン戦の予定でがあり甲子園には行くことができないはずでしたが、雨の影響でそちらが中止になり、練習後に午後から甲子園に観戦に行くことができました。
到着した時には、丁度、第2試合で聖光学院が優勝候補の広陵高校に1対0で勝利された時でした。聖光学院は、島袋さんが応援されている高校であると聞いておりましたので気にかけておりました。素晴らしい投手戦で、ワンチャンスを逃さずに得点に結びつけた緊迫した素晴らしい試合でした。
私の甥っ子の履正社高校がその後の第3試合に登場しました。自分のチームの試合と違う緊張感の中、ネット裏から観戦していました。
春のセンバツ大会にも出場している強豪・天理高校との対戦でした。4対1の試合でしたが、普段通りの野球ができていた履正社の紙一重の勝利だったように思います。
少しの流れ、1球、1点の重みを感じながら見ておりましたが、両チームとも素晴らしい真剣勝負を展開しており、4万7千人の観衆の中で感動の試合を見せてくれました。
それぞれのチームにはそれぞれの思い、ここまでの道のり、歴史があり、勝ち負けを超えた奥の深さを感じながら、甲子園の素晴らしい空間にこれまでにない感動を覚えました。
次の3回戦では、聖光学院と履正社が対戦するのも、すごいご縁を感じます。どちらも高校生らしいすばらしい指導をされているチーム同士でもあり、よく似たチームだと思います。
歴史に残る試合でなく、歴史が始まる素晴らしい試合になると期待したいと思います。
派手はガッツポーズをするチームが多い中で、聖光学院や履正社の選手たちはそのようなこともなく、沖縄・興南高校のチームカラーと似通った感じがします。私自身もチームを預かる中で「勝っておごらず、負けて腐らず」を常に学生たちには言います。それを、まさに実践されているチームが高校野球の中にも感じることができることは非常に勉強になります。
夢を語れない若者が増えていると言われる中で、その原因は今の夢を語れない大人にあるとも言われます。そういった夢を語れない大人に夢や感動を与えてくれるのが今の高校球児であるようにも感じます。
尼崎の大谷先生から、私も『流汗洗心』をいただきました。素晴らしい教育を実践されていると感じる中で、自らも挑戦し続ける姿を貫いておられます。
大谷先生は、いつも島袋さんとの出会いからだと話されています。挑戦することの大切さ、素晴らしさを伝えていただける事に感謝です。ありがとうございます。
暑い日が続いていますが、お体ご自愛ください。
新聞記事より↓記録
拡大写真 |
【天理・履正社】五回裏履正社2死一、三塁、正木の時、一塁走者へのけん制の間に三塁から山田が生還(捕手・亀沢)=阪神甲子園球場で2010年8月12日、大西岳彦撮影 |
【広陵・聖光学院】完封し拳を握りしめて喜ぶ聖光学院の歳内=阪神甲子園球場で2010年8月12日、竹内紀臣撮影 |
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