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「はやぶさ」無事に・・・帰還・・・を願いつつ

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これから大分県塚脇小学校へ「夢をあきらめない」講演依頼で向かいます。

明日は13日。「はやぶさ」無事に・・・帰還・・・を願っています。

那覇市立識名小学校で 4月に行われた『沖縄の大豆宇宙へ』出発式を思い出しています。宇宙で大豆はどうなるか???・・・考え、学習する機会になるのでしょう・・・

識名小学校の皆さん! 大豆が帰ってきたら研究してまた,教えてください。

7年の60億キロの旅から明日「はやぶさ」が,まず無事に帰還することを楽しみにしています。

小惑星探査機 はやぶさ帰還、見届けよう...JAXA

6月11日11時9分配信 毎日新聞

小惑星探査機 はやぶさ帰還、見届けよう...JAXA
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宇宙を航行する小惑星探査機「はやぶさ」の想像図=宇宙航空研究開発機構提供
 【ウーメラ(オーストラリア南部)永山悦子】小惑星の岩石採取に挑んだ探査機「はやぶさ」の13日の地球帰還を前に、管制室や大気圏突入の様子が中継される。はやぶさは13日夜、日本のはるか上空を通過する予定で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は観測を呼びかけている。

 はやぶさの管制を担う相模原市のJAXA宇宙科学研究所は13日午後6時から、普段は公開しない管制室の様子を中継する。日本宇宙少年団などが運営する「宇宙教育テレビ」(http://edu.jaxa.jp/yac/)は同日午後から夜にかけて特別番組を計画している。

 オーストラリアからは、和歌山大宇宙教育研究所(http://www.wakayama-u.ac.jp/ifes/news/news20100613.html)が、小惑星の岩石が入った可能性のあるカプセルが輝きながら落下する様子を中継する。

 地球に近づくはやぶさは、13日午後7時と午後10時ごろ観測可能。日本各地での見え方などは特設サイト(http://hayabusa.jaxa.jp/)で紹介している。小型望遠鏡でとらえるのは難しいが、吉川真JAXA准教授は「はやぶさの最後をとらえたい。観測に成功したら一報してほしい」と話す。気象庁によると、13日は全国的に曇りがちだが、北日本は晴れ間ものぞくという。

小惑星の石はあるか?13日地球帰還の「はやぶさ」、プロジェクトリーダーに聞く

6月11日8時0分配信 カナロコ

小惑星の石はあるか?13日地球帰還の「はやぶさ」、プロジェクトリーダーに聞く
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探査機「はやぶさ」の帰還がほぼ決まり晴れやかな表情で説明する川口教授(宇宙機構相模原キャンパス)
 打ち上げから7年、60億キロの長旅を終え、満身創痍(そうい)の小惑星探査機「はやぶさ」が13日夜、地球に帰還する。カプセルの分離・大気圏突入は成功するのか。そこには、人類が初めて手にする小惑星の石が収められている可能性がある。宇宙航空研究開発機構相模原キャンパスで苦難に満ちた計画を率いたプロジェクトマネジャー、川口淳一郎同機構教授に話を聞いた。

▽野心的探査機

 2003年5月に打ち上げられた「はやぶさ」の任務は、小惑星イトカワ(長さ約540メートル)に着陸。金属弾を打ち込み、飛び散った破片を採取。地球に持ち帰り、太陽系成立の謎解明に寄与するとともに、地球に飛来する隕石(いんせき)回避の研究に貢献すること。

 もう一つは、遠い天体の調査のため造られた新型のイオンエンジンや自ら姿勢制御を行う自律飛行の性能実験を行い、技術を確立すること。川口教授は「科学と技術の成果を一つの機体で望める野心的な探査機」と話す。

▽危機乗り越え

 打ち上げ直後から「はやぶさ」は一部のエンジンが停止したり、姿勢制御装置が故障するなどトラブルが続いていた。

 最大の危機は05年12月に訪れた。11月にイトカワに2回着陸したが、その衝撃で燃料が噴出。その影響で姿勢が乱れて太陽電池パネル、アンテナが大きく乱れ、交信が途絶えて行方不明に。

 「探査機の状態やどこを飛んでいるかが分からなくなり、帰還する予定も立たなくなった。この計画は駄目かなと思った」と振り返る。

 迷子の「はやぶさ」に「探査機の姿勢を直せ」「イオンエンジンを作動させろ」など指令を発信し続けたが、「1回の電波が届くまでに30分以上かかる。返信がない以上、こちらからは何もできない。もどかしい時間でした」。

 あきらめかけた1カ月半後、「はやぶさ」からかすかな返信をキャッチ。「指令が伝われば大丈夫。イオンエンジンが使えるし、少しずつ地球への帰還準備をすればいい」。計画完遂に光が差した瞬間だった。

▽最後の大仕事

 昨年夏に残った、4基中ただ1基のイオンエンジンが停止する危機も乗り越えた「はやぶさ」。13日夜、最後の大仕事、カプセルの分離・大気圏突入に挑む。カプセルはアルミ合金製で直径約40センチの中華鍋のような形。秒速12キロで大気圏に突入。地上から10キロでパラシュートを開き、オーストラリア・ウーメラ近くの砂漠に帰還する。7年間カプセルと一緒に旅を続けた機体は大気圏で燃え尽きる。

 予定より3年長く飛行しているため、機体の劣化からカプセルが分離しない、パラシュートが開かない可能性もある。「機体が燃えてもカプセルは残り、たとえ地上に激突しても、全体が破壊されるのではなく、試料容器を回収できる可能性がある」

 注目の石の採取だが、「はやぶさ」はイトカワに着陸した際、横倒しだったため、うまく採取できなかった可能性もある。川口教授は「石の有無は帰還後に調べないと分からないが、入っていてほしい。ただ、帰還が成功しただけでも日本は小惑星探査で世界をリードする技術を手にできる」と胸を張った。
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