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帰国され現時点で被災地に向かえるか?どうかも分からない現状です

カナダ在住のオチャさん...帰国され現時点で被災地に向かえるか?どうかも分からない現状です。

まだ余震も続いていますし、昨日15日より計画停電もスタートしています。

どうしても節電に全体での協力が求めれるこの時期ですので・・・移動も今までのようには行かない状態です。

ぜひ冷静に検討され、家族や友人との連絡をあきらめずにとり続けられますように。

*******遅くなりましたが、計画停電状況を毎日新聞より↓******

東日本大震災:朝の足大混乱、駅に長蛇の列...計画停電

 東日本大震災の影響で東京電力が実施を発表した「計画停電」の余波で、首都圏の鉄道の多くは運休し、通勤・通学客を直撃した。運行を続けた数少ない鉄道駅には乗客が殺到して駅の外まで長蛇の列ができる一方、時間限定で運転した鉄道駅には積み残し客も出るなど、混乱が続いた。

■神奈川

 全国有数のターミナル・横浜駅(横浜市西区)は1日約80万人を運ぶ大動脈のJR4路線(東海道、京浜東北線など)がすべて運休となり、東京・品川方面に向かう京浜急行線に通勤客らが殺到。ホームからあふれると危険なため改札口で入場制限が実施され、通勤ラッシュの午前8時ごろには入場待ちの行列が1キロ以上に延び、駅外の百貨店前で警察官が慌ただしく誘導していた。

 川崎市の勤務先まで普段はJRで通勤する横浜市港北区の銀行員の男性(28)は改札口近くにたどりつくまで約1時間。「地震の影響で早い出社を命じられていたが、こんなことになるとは」。京急・蒲田駅を目指す同市西区の男性会社員(26)は行列を見て電車をあきらめ「遠回りしてでも職場に行きます」と携帯電話で別ルートを検索していた。

 横浜市旭区の女性会社員(26)は東京都大田区の職場に出社できず途方に暮れていたが「停電は仕方がない。電気は被災地の困っている人のために使ってほしい。私も仙台に住む学生時代の後輩と連絡が取れず、心配しています」と話した。【松倉佑輔】

■東京

 東京都八王子市にある京王八王子駅には、約400メートル離れたJR八王子駅発の電車が全面運休したため通勤・通学客らが殺到。ホームは入場規制され、地下の改札前から約300メートル近い行列ができた。ところが、京王線も本数は15分に1本程度に減らした上、安全確認のため電車がなかなか同駅に到着せず、並んだ人々はいらだった表情を見せた。

 渋谷区まで出勤する予定だったアルバイト、仲谷卓司さん(28)は「昨晩、京王線は動くと聞いていたのに。9時半の出社時間には間に合わない」とあきらめ顔。「東京は地震の被害は少ないと思っていたが、まさかこんな形で影響を受けるなんて」と話した。

 普段はJRを使い、新宿区内の会社に行くという会社員の男性(38)は、約1時間も列に並び、「これじゃあ今日は行っても仕事にならないかも」とあきれ顔。「昨晩遅くの決定は仕方ないとは思うけど、何のために今までさまざまな災害のシミュレーションをしてきたのか。東京電力やJRはちゃんと説明してほしい」と注文をつけた。

 その京王線も午前9時、調布市にある調布駅より西側の区間の全面運休を実施。京王八王子駅では改札口で駅員が「もう動いている電車はありません」とアナウンスを続け、9時過ぎには駅のシャッターを閉めた。

 駅前のバス乗り場やタクシー乗り場には長蛇の列ができた。大きなキャリーケースを引きずり、品川区内の会社に向かおうとしていた八王子市の会社員、大石成天(しげただ)さん(39)は「何とか都心に行っても夜戻ってこられなくなるので都内のホテルに宿泊して仕事を続けるつもりだったが、『帰宅困難者』どころか『出社困難者』ですね。会社の指示を待ちます」と途方に暮れていた。

 中野区鷺宮の会社員、武岡愛子さん(35)は新宿区高田馬場の保育所に長女(0)を預けて出勤しているが、保育所から早朝、「保育士が足りるかどうか分からない。預かることはできないかもしれない」と連絡があった。高田馬場から急行で1駅の西武新宿線鷺ノ宮駅には、いつもより早い7時過ぎに行ったものの、乗車規制で改札にも入れなかった。保育園には普段、8時前に長女を預けて、江東区の会社まで向かうが、「保育園に間に合っても、預かってもらえるか分からない」とため息をついた。【浅野翔太郎、水戸健一】

■千葉

 終日運休となったJR総武線の千葉駅(千葉市中央区)は朝からシャッターが下りたままで、駅前ロータリーは足止めを食った通勤客らでごった返した。

 東京・大手町に向かう予定だった同区の男性会社員(42)は「JRも私鉄も止まっていて身動きが取れない。千葉に閉じこめられてしまった」とうんざりした表情。東京・新橋に出勤途中の同区の女性会社員(39)は「出だしでつまずいた。タクシー代なんてとてもじゃないが払えないから待機するしかない」と、シャッターの前で立ち尽くした。

 駅のバス停には長蛇の列ができた。東京駅を目指す千葉県四街道市の男性会社員(49)は「なんとしても会社に向かう。バスを乗り継いででも東京に出る」とバスを待ち続けた。【駒木智一】

■埼玉

 1日に7万人以上が利用するJR浦和駅(さいたま市浦和区)。停車する東北線(宇都宮線)、高崎線、京浜東北線がすべて運休し入り口のシャッターが閉まったまま。午前6時過ぎから利用客が続々と訪れたが、運行休止の張り紙しかなく、同8時前に駅員が現れると、「JRは止まるとは聞いていない」と声を荒らげる男性客も。タクシーを待つ30メートル以上の列ができた。

 さいたま市南区の公務員の男性(67)は「第1グループの計画停電中止とテレビで見たので駅まで来たが、情報が錯綜(さくそう)している。混乱すると思っていたが、これほどとは」。東京都品川区の会社へ出勤するため、タクシー乗り場に1時間以上並んでいるという浦和区の会社員男性(50)は「道路が混んでいてバスも予定通りに動いていないと聞いている。もうどうしたらいいか」と嘆いた。

 浦和区北浦和5の東京電力埼玉支店には計画停電の情報を求めて多くの人々が訪れ、社員が対応に追われた。同市中央区の主婦、萩谷悦子さん(61)は「停電すれば施設にいる94歳の母の電動式ベッドの上げ下ろしもできなくなる」と心配そうに話した。

 埼玉県警は4000人を早朝から動員。停電で信号機が止まった場合には、警察官が手信号で交通整理するほか、雑踏警備やパトロールを強化する。所沢市は午前6時から緊急防災会議を開催。市幹部は「状況がどんどん変わっていく」とため息交じりに話した

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