道路が寸断され孤立していた新宮市の山間部での救助活動で救助されたそうです。
道路が寸断され孤立していた新宮市の山間部での救助活動で救助されたそうです。
★孤立集落にヘリ救助活動
道路が寸断されるなどして孤立している地域の住民を救済しようと陸上自衛隊がヘリコプターを使って救助活動を行っていて、5日、NHKの記者が新宮市の山間部で行われた救助活動に同行しその様子を取材しました。
台風12号に伴う大雨で和歌山県内では、新宮市と那智勝浦町の山あいの地区を中心に道路が寸断されるなどして周囲からの孤立集落が31か所、確認されています。県の災害派遣要請を受けた陸上自衛隊は、ヘリコプターを使って、孤立している住民の救助活動を行っています。
5日、新宮市熊野川町の志古地区で行われた救助活動にNHKの記者とカメラマンが同行しました。集落に向かう途中、上空から見ると、まだ水が引いていない場所もあり高台の住宅地でも被害を受けた傷跡が残っていました。
そして午前9時過ぎにヘリコプターが被災地に着陸すると、集落の住民のほか、仕事中にこの場所で災害に見舞われた7人が次々と乗り込っました。
なかには消防隊員に背負ってもらって運ばれるお年寄りがいたほか、Tシャツに短パンといった着の身着のままの姿の人もいました。
救助された後、機内で話を聞いたところ、2晩を建物の2階で過ごしたという人もいて、「この2日間、非常食を食べていました。助かったので今はほっとしています」と話していました。
陸上自衛隊のヘリコプターは和歌山県内での救助活動のため、常時7機が待機して救助活動などにあたっています。
09月05日 18時36分
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