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工事用の爆薬と雷管が熊野川に流れ出たおそれがあるため注意

工事用の爆薬と雷管が熊野川に流れ出たおそれがあるため注意するようにお知らせが届いています。

今後被害が増えないよう、爆薬や雷管を見つけたらすぐに警察や消防に連絡するよう協力していきましょう。

爆薬と電気雷管についての注意喚起等について

田辺市 消防本部 予防課 TEL 0739-26-9954

*****和歌山放送局*****

9月13日12時44分
台風12号による豪雨で、奈良県十津川村にある建設会社の火薬庫が流され、工事用の爆薬と雷管およそ7000本が、熊野川に流れ出たおそれのあることがわかりました。

雷管は爆発するおそれがあり、下流にある和歌山県田辺市などでは見つけた人は、近づかずすぐに消防などに連絡するよう呼びかけています。

熊野川に流れ出たおそれがあるのは、道路のトンネル工事に使われる「含水爆薬」3800本余りと「電気雷管」およそ2900本です。

爆薬を所有する建設会社によりますと、奈良県十津川村宇宮原にある火薬庫2棟が、台風による土砂崩れで流されたということで中にあった爆薬と雷管も流れ出たおそれがあるということです。

このうち爆薬は電気を通さなければ爆発しないため危険性は低いということですが、雷管は、誤って火の中に投げ入れたり、ハンマーでたたくなど強い衝撃を与えたりすると爆発してけがをするおそれがあるということです。

このため、川の下流にある和歌山県田辺市や新宮市では、爆薬や雷管を見つけたらすぐに警察や消防に連絡するよう、自治体のホームページや防災行政無線などで呼びかけています。

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