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近畿地方では南部を中心に激しい雨が降るおそれ

近畿地方では南部を中心に激しい雨が降るおそれがあるようで,せき止め湖について,夕立程度の雨が降ると,水があふれ出し,土砂崩れが発生するおそれがある警戒するよう呼びかけられています。

*****NHK*****

せき止め湖 夕立で土石流も

9月15日 12時7分

奈良県野迫川村で確認された新たな「せき止め湖」について、国土交通省近畿地方整備局が詳しく調べた結果、夕立程度の雨が降ると水があふれ出し、土石流が発生するおそれのあることが分かりました。

近畿地方整備局は、奈良県野迫川村北股にできた「せき止め湖」に、職員を派遣するなどして詳しい状況を調べていました。その結果、せき止めている土砂の高さは25メートル、満水になったときの水の量は4万立方メートルと分かりました。現在、およそ2万立方メートルの水があり、今後、夕立程度の、累積でおよそ50ミリの雨が降った場合、水があふれ出して、土石流が発生するおそれがあるとしています。近畿地方整備局は、土石流が発生すると、下流の北股地区を含むおよそ800メートルにわたって被害がおよぶおそれがあるとして、15日朝、奈良県と野迫川村に詳しい状況を伝え、警戒を呼びかけています。近畿地方整備局は今後、水位計を設置するとともに、14日、下流に設置したカメラで監視を続ける方針です。近畿地方整備局の中込淳河川調査官は「今後ためられる水の量は、ほかの4つに比べると小さく、余裕が少ない。少し強い雨が続くと決壊のおそれがあるので、雨が予想される場合は注意してほしい」と話しています。大阪管区気象台によりますと、台風15号の影響で湿った空気が入りやすくなるため、近畿地方では南部を中心に激しい雨が降るおそれがあります。16日正午までの24時間に降る雨の量は、南部の多いところで80ミリと予想されていて、気象台は新たな土砂災害の発生に警戒するよう呼びかけています。

 

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