« 前へ | トップページ | 次へ »

台風15号の影響で西日本や東海などで局地的に非常に激しい雨

台風15号の影響で西日本や東海などで局地的に非常に激しい雨

***NHK****

広い範囲で土砂災害に警戒を

9月17日 8時24分

台風15号の影響で、17日は西日本や東海などで局地的に非常に激しい雨が降り、豪雨の被害が出ている紀伊半島をはじめ、各地で土砂災害などのおそれがあり、気象庁は警戒を呼びかけています。

気象庁の観測によりますと、台風15号は午前6時には那覇市の東南東220キロの海上を1時間に15キロの速さで南へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の北東側520キロ以内と南西側410キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。台風の周辺を回る湿った空気が流れ込んでいるため、四国や近畿、それに東海・北陸では断続的に激しい雨が降っています。これまでの雨で、徳島県と奈良県では土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。台風は18日にかけて沖縄本島の近海にほぼ停滞し、沖縄・奄美では非常に強い風や大しけが長時間にわたって続く見込みです。17日は西日本や東海で、南東や南に向いた斜面を中心に局地的に雷や突風を伴って1時間に50ミリから70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、沖縄・奄美でも雷を伴って1時間に40ミリの激しい雨が降る見込みです。また、日本海から延びる前線の活動が活発になるため、東北北部では昼すぎから雨が強まり、18日にかけて局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。18日の朝までに降る雨の量は、いずれも多いところで、▽四国で250ミリ、▽九州南部で200ミリ、▽東北で180ミリ、▽近畿と東海、それに九州北部で150ミリ、▽沖縄県で120ミリなどと予想されています。台風12号による豪雨で被害が出ている紀伊半島では、昼前にかけて激しい雨が降り、その後も雨の降りやすい状態が続く見込みです。気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒するとともに、強風や高波、竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。

ご感想やメッセージを、コメントやトラックバックでお気軽にお寄せください。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメントする