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九州 局地的に非常に激しい雨

台風周辺の湿った空気が流れ込んで九州南部などでは激しい雨が降っており日本海から延びる前線の影響で、秋田県など、東北北部でも断続的に強い雨が降っているっとのことです。

*****NHK*****

九州 局地的に非常に激しい雨

9月18日 5時6分

台風15号の影響で、九州では局地的に非常に激しい雨が降っています。前線の活動が活発になるため、東北でも、これから昼前にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあります。

気象庁の観測によりますと、台風15号は午前3時には那覇市の東南東320キロの海上でほとんど停滞しています。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径70キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。台風周辺の湿った空気が流れ込んで九州南部などでは激しい雨が降り、日本海から延びる前線の影響で、秋田県など、東北北部でも断続的に強い雨が降っています。宮崎県が西都市に設置した雨量計では、午前3時40分までの1時間に74ミリの非常に激しい雨を観測しました。これまでの雨で、奈良県と宮崎県では土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。台風は19日にかけて沖縄本島の近海にほぼ停滞すると予想され、沖縄・奄美では非常に強い風や大しけが長時間にわたって続く見込みです。西日本では、18日も太平洋側を中心に断続的に激しい雨が降る見込みで、特に、九州では局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。また、前線の活動が活発になるため、東北では北部を中心にこれから昼前にかけて局地的に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。18日夜遅くまでに降る雨の量は、いずれも多いところで▽東北で200ミリ、▽九州で150ミリ、▽沖縄県で120ミリ、▽四国の太平洋側で100ミリなどと予想されています。台風12号による豪雨で被害が出た紀伊半島では、18日はいったん天気が回復する見込みですが、これまでの雨でしばらくは土砂災害の発生しやすい状況が続く見込みです。気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒するとともに、強風や高波、竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。一方、台風16号は、暴風域を伴い、この時間、小笠原諸島に最も近づいているとみられ、気象庁は、暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。

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