台風は大東島地方の近海をゆっくりと北上しその後は速度を速めながら北東に進む予想
台風は大東島地方の近海をゆっくりと北上しその後は速度を速めながら北東に進む予想とのことです。
****NHK****
台風ゆっくり北上 大雨に警戒を
9月18日 20時48分
台風15号は沖縄県の南大東島を暴風域に巻き込みながら、ゆっくりとした速さで北上しています。台風と前線の影響で、19日にかけて九州北部や東北などでは局地的に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は警戒するよう呼びかけています。
気象庁の発表によりますと、台風15号は18日午後8時には沖縄県の南大東島の北西80キロの海上をゆっくりとした速さで北へ進んでいるものとみられます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径90キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。この時間、沖縄県の大東島地方は台風の暴風域に入っています。また、台風周辺の湿った空気と日本海から延びる前線の影響で九州北部では激しい雨が降っていて、18日午後8時までの1時間には、福岡県朝倉市で45.5ミリ、山口県下関市で40.5ミリを観測しました。台風は19日にかけて大東島地方の近海をゆっくりと北上し、その後は速度を速めながら北東に進む予想となっていて、進路によっては本州に接近するおそれがあります。沖縄・奄美では19日にかけて非常に激しい雨や風、それに大しけが続く見込みです。また、前線が19日にかけて南下するため、九州や四国、それに東北では局地的に激しい雨が降るおそれがあります。19日の夕方までに降る雨の量は、いずれも多いところで、▽沖縄県で250ミリ、▽九州南部と中国地方で150ミリ、▽九州北部、四国、それに東北で100ミリと予想されています。台風12号による豪雨で被害が出ている紀伊半島では天気が回復していますが、19日の夕方から再び激しい雨が降るおそれがあります。気象庁は、沖縄・奄美では非常に激しい雨や暴風、高波に警戒するともに、西日本や東北では土砂災害や川の増水などに警戒するよう呼びかけています。一方、強い台風16号は、暴風域を伴って本州のはるか南の海上を北へ進んでいて、気象庁は、伊豆諸島などでは高波に注意するよう呼びかけています。
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