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台風ゆっくり北に 大雨に警戒を

台風周辺の湿った空気と前線の影響で山口県と福岡県では、18日夜、1時間に40ミリを超える激しい雨が降り土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があるとのことです。

****NHK****

台風ゆっくり北に 大雨に警戒を

9月19日 0時20分

台風15号は沖縄県の南大東島を暴風域に巻き込みながら、ゆっくりとした速さで北上しています。台風と前線の影響で沖縄や西日本では局地的に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は警戒するよう呼びかけています。

気象庁の発表によりますと、台風15号は、19日午前0時には、沖縄県の南大東島の西北西90キロの海上をゆっくりとした速さで北へ進んでいるものとみられます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径90キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。台風の動きが遅いため、沖縄県の大東島地方は、18日の午前中から台風の暴風域に入った状態が続いています。また、台風周辺の湿った空気と前線の影響で山口県と福岡県では、18日夜、1時間に40ミリを超える激しい雨が降りました。山口県では土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。台風は南西諸島の東海上をゆっくりと北に進んでいて、次第に北東に向きが変わり、20日以降、進路によっては本州に接近するおそれがあります。沖縄・奄美では、20日にかけて非常に強い風が吹く見込みで、大しけが長く続くほか、前線が南下するため西日本では局地的に激しい雨が降るおそれがあります。豪雨で被害が出ている紀伊半島では19日夕方から激しい雨が降るおそれがあります。19日遅くまでに降る雨の量は、いずれも多いところで▽九州南部で200ミリ、▽沖縄、四国、中国地方で150ミリ、▽九州北部で120ミリ、▽近畿で100ミリと予想されています。気象庁は、沖縄・奄美では暴風、高波に警戒するとともに、西日本では土砂災害や川の増水などに警戒するよう呼びかけています。一方、八丈島の東の海上にある強い台風16号は暴風域を伴って北へ進んでいて、気象庁は、伊豆諸島などでは高波に注意するよう呼びかけています。

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