台風15号被害状況
台風15号被害状況
*****NHK*****
台風で被害 4人死亡2人不明
今回の台風では、佐賀県唐津市の漁港で作業をしていた71歳の男性が死亡するなど、合わせて4人が死亡、2人の行方が分からなくなっています。
佐賀県唐津市の漁港では、19日夕方、漁船をロープで係留する作業をしていた71歳の男性が、海に浮いているのが見つかり、20日に死亡しました。警察は、この男性が台風で波が高くなっていた海で溺れたものとみています。また、名古屋市中村区の庄内川では、21日朝、50代から60代くらいの男性が死亡しているのが見つかり、警察などは台風で増水した川に流されたとみています。愛知県名古屋市中村区では、20日午後、ビルの屋上で大雨で詰まった排水溝を直す作業をしていた66歳の男性が10メートル下の路上に転落し、死亡しました。愛媛県西予市でも、20日午後、家族に「小川の様子を見に行く」と言って出かけた79歳の男性が21日朝になって川で遺体で見つかりました。さらに、岐阜県の多治見市では、20日午後、小学4年生の男の子が用水路に流されて行方不明になっているほか、白川町でも川沿いに建つ小屋の様子を確認しに外出した84歳の男性と連絡が取れなくなり、合わせて2人の行方が分からなくなっています。また、兵庫県明石市では、道路脇の木が倒れて通りかかった軽乗用車にぶつかり、助手席に乗っていた16歳の女子高校生が頭に軽いけがをするなど、岐阜、愛知、兵庫、岡山、宮崎の5つの県で合わせて11人がけがをしました。建物への被害も出ています。兵庫県では、淡路市で裏山が崩れるなどして住宅など合わせて4棟が半壊したほか、神戸市垂水区では住宅の1階に土砂が流れ込む被害が出ました。また、淡路市や南あわじ市などで78棟が床上まで水に浸かったほか、淡路市、明石市、小野市などで合わせて239棟が床下浸水しました。岐阜県では、土岐市や可児市などで住宅16棟が床上浸水したほか、床下浸水は瑞浪市や東白川村などの167棟に上っています。愛知県では、岡崎市や春日井市など11の市と町で合わせて住宅34棟が床上まで水につかる被害が出ているほか、合わせて95棟が床下浸水しています。高知県では、20日午後、梼原町下本村で土砂崩れのため住宅2棟の一部が壊れたほか、2棟が床上浸水、1棟が床下浸水しています。徳島県では、徳島市などで12棟の住宅が床上浸水したほか、61棟の住宅が床下まで水につかる被害が出ています。大分県では、杵築市で住宅1棟が床上浸水したほか、27棟が床下浸水しました。NHKが午前10時現在でまとめたところ、全国で172棟が床上浸水し、631棟の床下が水につかる被害が出ています。また、和歌山、三重、奈良、長野、岐阜、徳島の合わせて6つの県で、合わせて8736世帯が停電しています。
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL:
コメントする