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米で季節外れの雪

ニューヨーク中心部で10月におよそ3センチの雪が降ったのは観測が始まった1869年以来初めてだということです 。

****NHK****

米で季節外れの雪 3人死亡

10月30日 16時2分 

アメリカの東海岸では、29日、季節外れの雪が降り、これまでに3人が死亡し、200万世帯が停電するなど、影響が広がっています。

アメリカ海洋大気局によりますと、アメリカの東海岸では、上空にある寒気の影響で、29日の未明から雪が降っており、多いところでは降り始めからの雪の量が40センチを超えました。この雪で、ペンシルベニア州で80代の男性が倒れてきた木の下敷きになるなど、少なくとも3人が死亡しました。また、ニュージャージー州やコネティカット州などで200万世帯が停電したほか、空の便は国内線を中心に合わせて400便以上が欠航するなど、各地で影響が出ています。海洋大気局によりますと、東海岸の広い地域で10月に雪が降るのは異例で、このうち、ニューヨーク中心部で10月におよそ3センチの雪が降ったのは、観測が始まった1869年以来初めてだということです。ニューヨークの観光名所として知られるタイムズスクエアでは、深夜になっても雪が降り続き、近くで働く20代の男性は「この寒さは信じられない」と話していました。雪や雨は30日まで断続的に降り続く見通しで、ニュージャージー州など4つの州では非常事態を宣言して住民に警戒を呼びかけているほか、海洋大気局も警報を発表して外出を控えるよう呼びかけています。

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