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実際,沖縄の多くの方は複雑な心境だと思います

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lacima20120517001.JPG沖縄 復帰40年に関するメールどうもありがとうございます。読ませていただきました。

「復帰の日のこと覚えているのですか?」とか「復帰40年どのような想いなのでしょうか?よろしければおしえてください」そんなメッセージが多くありました。

実際,沖縄の多くの方は複雑な心境だと思います。約束が守られていないと感じていると思います。しかし,約束が守られていないのは特別,沖縄だけではなく世界的に考えるとたくさんあると思います。

私は40年前の復帰の日の印象は強烈に残っている一人です。ですから子ども心に,さまざまな矛盾を感じてきました。

特に戦争でこれほど大きな被害を受け,心痛めている多くの方がいるのに,戦争の練習が基地の中でいつも行われ大きな戦闘機の音がするのを「どうしてやめさせないの?」と親にもよくききました。

アメリカ人が悪いとか日本人が悪いとかそんなことではなく戦争が悪いと感じました。

戦争をしてはいけないと言いつつ,戦争の練習をしていいの?と小学生の頃よく考えました。

しばらく沖縄を離れ,母の介護のため9年前に沖縄に移住して改めて感じていることは「まだまだ理屈では納得できな状態がそのまま...」と。

ひとり一人は平和を求めていても,国家間の利害や思惑により操られている大きな力により支配されているので真の解決は実現していないと感じています。

 *********NHK**********

変わらぬ基地負担

沖縄が基地問題の早期解決を求める背景には、40年たっても変わらない過重な基地負担の現実があります。
沖縄には日本にあるアメリカ軍専用施設の74%が集中しています。このうち、市街地の中心部にある普天間基地の返還は日米両政府の合意から16年たっても実現していません。

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沖縄県の名護市辺野古への移設を目指す政府と県外への移設を求める沖縄県などとの間の溝は埋まらず、返還の見通しすら立っていません。
現在進められている在日アメリカ軍の再編計画の見直しでも、名護市辺野古に移設する計画に変わりはありません。
ことし7月には、事故を起こしている最新鋭の輸送機「MV22オスプレイ」が配備される予定で、県民からは「新たな負担につながる」として反発の声があがっています。

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