すでに沖縄本島でも風雨が激しくなっています。

******NHK******

台風４号 夜に沖縄本島最接近へ

6月18日 18時20分

強い台風４号は、沖縄の南の海上を北上していて、１８日夜には沖縄本島に最も接近し暴風域に入るおそれがあります。
このあと、台風は北上して、１９日から２０日にかけて、西日本から東日本に接近するおそれがあります。

気象庁の発表によりますと、強い台風４号は、午後６時には、那覇市の南南東、およそ１７０キロの海上にあって、１時間に３０キロの速さで北北東へ進んでいるものとみられます。
中心の気圧は９５５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は４０メートル、最大瞬間風速は６０メートルで、中心の南東側１９０キロ以内と北西側１１０キロ以内では、風速２５メートル以上の暴風が吹いています。
台風は強い勢力を保ったまま北上し、１８日夜には沖縄本島に最も接近し暴風域に入るおそれがあります。
沖縄や奄美ではこれから風が急速に強まって、１８日夜から１９日の未明にかけて、最大瞬間風速が４５メートルの猛烈な風が吹くとともに猛烈なしけになる見込みで、気象庁は暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけています。
台風はこのまま北上を続け、１９日から２０日にかけて、速度を上げながら西日本と東日本に接近するおそれがあり、九州南部から東海地方にかけて風が急に強まり暴風が吹くおそれがあります。
予想される最大瞬間風速は、近畿で５０メートル、四国東海で４５メートル、九州南部で３５メートル、九州北部で３０メートルで、海は大しけになる見込みです。
また西日本から東日本にかけての太平洋側を中心に、雷を伴って１時間に８０ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
１９日夕方までに降る雨の量は、いずれも多いところで、四国で４００ミリ、九州、近畿、東海で３００ミリと予想されています。
雨はその後も続き、１９日夕方から２０日夕方までの雨量は、東海で３００ミリから５００ミリ、近畿・関東甲信・東北で２００ミリから３００ミリ、四国で１００ミリから１５０ミリと各地で大雨になると予想されています。
気象庁は、１９日から２０日にかけて、西日本や東日本でも、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するよう呼びかけています。