「こんなに楽と思うのははじめて・・」
兄(島袋勉)のこれまでのチャレンジは,本人の気持ちと兄のチャレンジスピリッツに感動された方のさまざまな支えがあってこそ...と感謝しています。
先週岐阜講演終了後に岐阜より富士山へ向かい登山後,羽田空港まで自転車で走り続けた兄へ,チャレンジを支えてくださっている仲間より届いた「おめでとう」メッセージに感謝しています。
幾度も義足の中の足の痛みで苦しむ兄の姿を見ながら,支えていただいてきただけに進歩を喜んでいただき兄も嬉しそうです。
今回の兄のチャレンジで特に私が印象に残っているのは,やっと連絡がとれた時に「こんなに楽と思うのははじめて・・・」その見方です。
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チャレンジャーの皆様へ
おめでとうございます。
島袋勉さんが
岐阜から富士山まで自転車で、
そして富士登山の後
富士山から羽田空港まで雨の中自転車で意志を通されました。
感動をありがとうございます。
もうこの時点で、
ツールド沖縄の時に
勉さんをサポートしようなどと考えていては間違いであると
はっきりメッセージとして頂きました。
チャレンジャーの皆さんも日常生活において
日々チャレンジをされていることと存じます。
そこで大切にすることは
何キロ走ったとか、何キロ泳いだとかではありません。
「~しなければいけない」という義務感ではなく、
「今、できることに感謝しているか?~できることを楽しんでいるか。」
ということだと
今回の勉さんのチャレンジを通しての一貫しての考えから学びました。
ありがとうございます。
栗田智美さんからのメールをコピーします。
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いつも兄にあきれることなく同じ思いになり心から共感してくださり感謝していま
す。
東京都内に入り交通量が増えフラフラ危険な自転車走行をしていないか?
心配になり先ほど電話を掛けました。
すると「こんなに楽と思うのははじめて・・」と。
言葉が少なく意味がよく伝わらないので確認しますと,山道を登り,
杖をついた下山で義足の中の足の骨が痛み,
山道を雨に濡れて自転車で下りとても寒かったようです。
それが雨でぬれても平地は自転車をこぎ続けていると,寒くならないし,
自転車に乗っていると義足で歩くほどに
義足の中の足の骨の激痛がでないので「楽」のようです。(笑)
どんな時も,その思考が習慣なので楽しめているようです。
とても元気な声で「こんなに楽と思うのははじめて・・」と話していましたので,
きっと頭もまわっています。
兄は今度のツール・ド・おきなわの二日目のレース後,
本島一周コースへチャレジャーをゴールまで自転車で迎えに行く目標がありますので
どんなに足が痛くても,自転車をこげる訓練も「楽と思えるほど」楽しんでいるようです(笑)
三年前の11月に初のツール・ド・おきなわへ駆けつけてくださった時の,信号でバターーンと倒れた時からしますと「雨垂石をうがつ」ですね。
感謝しています。
栗田智美
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