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太宰府市の筑紫台高校創立55周年の式典 西日本新聞

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太宰府市の筑紫台高校創立55周年の式典 

**********西日本新聞*************

「夢あきらめないで」 義足ランナーの島袋さん講演

 太宰府市の筑紫台高校(城戸英敏校長、1601人)で29日、創立55周年の式典があった。記念講話で、沖縄県在住の義足ランナー島袋勉さん(49)が「夢をあきらめない」と題し、体験をもとに希望を持ち続ける大切さを説いた=写真。

 島袋さんは2001年、千葉県内の踏切事故で両足を失った。入院中、他の患者が明るく頑張っていた姿などに触れ、「どんな状況でも夢をあきらめない」と誓った。会社社長の傍ら、義足を付けてホノルルマラソンを完走し、各地のマラソンや自転車競技大会にも出場。講演では「苦しいときも言い訳せず、できる方法を工夫してほしい」と訴えた。

 会場の体育館には生徒のほか保護者や地元住民も詰め掛け、聞き入った。生徒を代表し総務長の姫野剛汰さん(17)が「自分の可能性を信じ挑戦し続ける勇気がわきました」とお礼を述べた。

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