きょうも各地で猛暑へ 熱中症に注意

7月25日 6時07分

２４日は東日本と西日本を中心に気温が上がり、各地で３５度以上の猛暑日となりました。
２５日も広い範囲で猛烈な暑さになると予想され、引き続き熱中症に十分な注意が必要です。

２４日は日中の最高気温が宮崎空港で３７度４分、岡山県高梁市で３７度２分となるなど、東日本と西日本の５８の観測地点で３５度以上の猛暑日になったほか、東北や北海道を含む全国の観測地点の半数以上で３０度以上の厳しい暑さとなりました。
ＮＨＫが各地の消防などに取材して２４日午後８時現在でまとめたところ、熱中症とみられる症状で全国で少なくとも７３５人が病院に運ばれ１人が死亡しました。
２５日の朝にかけてもあまり気温が下がらず、午前６時の気温は福岡市で２９度１分、大阪市で２８度６分、東京の都心で２７度２分、名古屋市で２７度などとなっています。
２５日も高気圧に覆われて気温が上がる見込みで、日中の最高気温は大阪市や名古屋市、岐阜市で３７度、さいたま市や福岡市、京都市などで３６度、東京の都心や広島市、福島市などで３５度と予想され、各地で猛暑日になる見込みです。
気象庁はこまめに水分を取ったり適切に冷房を使ったりして、引き続き熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
また、気温が上がる地域では午後を中心に大気の状態が不安定になる見込みで、気象庁は急な激しい雨や落雷にも注意するよう呼びかけています。