猛暑きょうも続く 熱中症に十分注意

7月26日 5時45分

２６日も猛烈な暑さが続く見込みで、引き続き熱中症に十分な注意が必要です。

気象庁によりますと、２５日は東北から九州にかけての１８７の観測地点で気温が３５度以上の猛暑日となり、岐阜県多治見市では、ことしに入って全国で最も高い３９度３分を観測しました。
ＮＨＫが各地の消防などに取材して２５日午後８時現在でまとめたところ、熱中症とみられる症状で全国で少なくとも１２２４人が病院に運ばれ、３人が死亡しました。
２６日朝にかけても東日本と西日本では気温があまり下がらず、午前６時の気温は、大阪市で２９度９分、福岡市で２９度５分、東京の都心で２８度５分、名古屋市で２７度７分などとなっています。
２６日も日中は広い範囲で晴れて気温が上がる見込みで、最高気温は、▽京都市と富山市、それに甲府市などで３７度、▽さいたま市と名古屋市、それに松山市などで３６度、▽東京の都心や福岡市で３５度などと、各地で猛烈な暑さが予想されています。
気象庁は、こまめに水分を取ったり適切に冷房を使ったりして、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
一方、気温が上がる午後を中心に広い範囲で大気の状態が不安定になる見込みで、気象庁は、急な激しい雨や落雷にも注意するよう呼びかけています。