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台風6号!沖縄本島接近に伴い注意していきましょう。

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台風6号!沖縄本島接近に伴い注意していきましょう。
*****************NHK**********************
台風と低気圧 12日にかけて荒れた天気
5月10日 22時25分

11日から12日にかけて沖縄・奄美には台風6号が近づき、西日本と東日本も低気圧や前線が近づいて、雨や風の強い荒れた天気になるおそれがあり、気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、猛烈な台風6号は午後9時にはフィリピンの北のバシー海峡を1時間に15キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風は次第に進路を東寄りに変えながら北上し、11日の夜にかけて沖縄県の先島諸島に近づく見込みです。その後、速度を上げながら沖縄本島地方や鹿児島県奄美地方に近づき、12日の夜にかけて日本の南の海上に進むと予想されています。
11日は先島諸島で風が強まり、最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルに達すると予想され、波の高さは6メートルと大しけになる見込みです。
一方、低気圧と前線の影響で、11日は西日本で南から暖かく湿った空気が流れ込んで次第に大気の状態が不安定になり、11日の夜は九州などで局地的に雷を伴って雨が降る見込みです。
12日にかけて台風や低気圧、それに前線が東へ移動するため、沖縄・奄美と西日本、東日本の広い範囲で雨や風の強い、荒れた天気になるおそれがあります。気象庁は今後地元の気象台が発表する情報や天気の変化に注意するよう呼びかけています。

台風の発生は最速
太平洋では沖縄・奄美に近づきつつある台風6号に加えて、9日夜、発生した台風7号もあり、平年よりかなり早いペースで台風が発生しています。
気象庁によりますと、5月上旬の段階で7つの台風が発生したのは64年前の昭和26年に統計を取り始めて以降、ことしが初めてです。
また、台風6号は11日から12日にかけて沖縄・奄美に近づく見込みですが、5月に沖縄・奄美に台風が接近するのは、4年前の平成23年以来となります。
梅雨入りが近づく5月、日本付近では北の冷たい空気と南の暖かく湿った空気がぶつかり合っているため、大気の状態が不安定になりやすく、条件が重なれば大雨になることがあります。
4年前の5月、この年の台風1号が沖縄・奄美に近づいたとき、日本の南東には高気圧がありました。
台風と高気圧、それぞれの縁を回る南寄りの風が暖かく湿った空気を西日本付近に送り込み、松江市など29か所で1日の雨量が5月として統計を取り始めてから最も多くなりました。
今回、台風6号が沖縄・奄美に近づくと予想される12日火曜日は、現在、日本付近を覆っている高気圧が東へ移動し、4年前と同様、南から暖かく湿った空気が大量に流れ込むおそれがあります。
さらに、西日本には北側に冷たい空気を抱えた低気圧や前線が近づく見込みです。
台風だけでなく、低気圧や前線の近くでも大気の状態が不安定になる見込みで、局地的な大雨や落雷、竜巻などの突風に注意が必要となります。
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