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東日本大震災のことをじっくり考える機会となったそうです

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ご連絡どうもありがとうございます。
今回、兄(島袋勉)は寒さでかなり苦しんだようですが「やってみないと、本当にわからないことばかりだね」と笑顔で話しております。
兄は一関から千歳空港に向けて自転車で北上する予定でしたので、今回距離はそれほど長くないので本人の中ではそれほど苦しむとは考えていなかったようです。
しかし45号線を北上していくと、自転車が通行できない道路がいくつもあり人の気配のない峠道を前進しながら、4年前2011年3月の東日本大震災のことをじっくり考える機会となったそうです。峠道を何度も上り、下り坂で汗が冷えガタガタしながら、家族や大切な人を失い、帰る家を失い...と考え、その苦しさを考えると、どんなに義足の中の骨が痛くても止まらずに前進し続けられたそうです。
しかし、冷え切った身体はお湯に入っても温まらずお湯の中で震え続け、寒さの恐ろしさを新たな仕方で経験したそうです。
体力があるので、どうにか風邪も引かずに昨日那覇空港に到着後、自転車を組み立て自宅まで自転車で帰っております。
まずは報告まで。


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