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那覇市の発掘調査で発見された太平橋周辺道路の遺構

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私の自宅近くの平良橋。幼い頃から歩いていた橋の下に、石積道路があったとは...驚きました。人間には確かにわからないことがまだまだたくさんあります。
いつも通る道でrすので試掘されていることは知っていましたが、見たのは初めてでしたので驚きました。
**************沖縄タイムスより*****************

2015年11月5日

県道153号の改良工事が進められている那覇市首里平良町の平良橋付近で、琉球王朝時代に建設された太平橋(たいへいきょう)(平良橋)につながる石積み道路の遺構が発見されたことが4日までに分かった。高さ約4メートル、幅約5メートルにわたって琉球石灰岩で造られており、市文化財課の担当者は「ここまできれいに残っているのは奇跡に近い」と話している。


 同課によると、太平橋はもともと木で造られた橋だった。尚寧王の命令により、1597年に浦添グスクから首里城に向かう道を整備する際に石橋に架け替えられた。1609年の薩摩侵攻時には、浦添方面から攻めてきた薩摩軍と橋の上で戦ったという。沖縄戦時に米軍の侵攻を阻むため、日本軍が破壊した。

 2011年に市の試掘により発見され、12年本格的に発掘調査を開始。地中深くまで遺構が確認されたため、安全面に配慮し、ことし6月末から再び調査を始めた。市は工事を管轄する南部土木事務所と今後の対応を協議する。

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