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今回は私も兄に現状を認識してもらうことが大変でした。

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兄へのお気遣いに感謝いたします。変わらず前に向き一日も早く復帰を目指し意欲的にリハビリに励んでいます。
兄本人は4月7日に追突され突然急に痛みを感じた後、気絶した状態でよく状況をわかっていない状態だったのです。その後、脊髄が損傷しているレントゲン検査の結果を知り衝撃を受けてはいましたが、あまりの痛みでそれを耐えるのに精一杯の様子でした。
痛みに耐えながらも頭でイメージしていることは、GWは香港、5月25日の愛知県常滑市での講演依頼に出向き、その後愛知県常滑市から北海道まで自転車で移動する予定を続行できると思っていたのです・・・。
脊髄が破損している状態ですし、右肩をプレート固定手術が必要、右腕はできるだけ手術はしないでギプスで骨が付くのを待つと担当医より説明を受けましたので、すでに入っている兄の予定の変更調整を私が連絡する必要性を伝えると「それまでには動けるようになるから問題ないと」との返事だったのです。
「何を心配しているの?それまでには大丈夫!」と思い込んでいたのです。
思い込んでいる人の思いをを変えるのは難しいので、その時は私が担当医に確認して変更や調整の連絡をしたのが現状なのです。
兄はどんなに痛くても前を向き積極的な見方をしているのですが、現状を認識することが難しいようです。
これまで両足義足となった後2004年から1140回以上の講演依頼を兄は一度も体調不調や入院等の理由でこちらから変更したことがなかったので、「行ける」と思い込み、行ける方法を考えるのが兄の思考ですので、今回は私も兄に現状を認識してもらうことが大変でした。

追突された後、問い合わせを受けています講演依頼に関しても兄は7月以降は予定に入れて大丈夫との返事でしたが、脊髄回復を優先させ脊髄にゆがみやひずみがでて後遺症が残らないように私が担当医にも相談し9月以降ならOKと判断してお知らせした次第です。

9月以降で講演開催希望日時が決まりましたらお知らせください。



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コメント(1)

Anonymous :

智美さん、

島袋さんが入院中と知って、心臓が凍りつきそうでした。

回復に向かわれていると知って少し安心しましたが、それでも大変でしたね。

主人のデニスもトライアスロン(3分の1 の距離のです)をやっていて、自転車も乗ってましたが、同じ怪我でも、水泳やランニングと違って、自転車の事故のほうがずっと大きな怪我になるので、ずいぶん説得してやっと自転車だけはやめてくれました。(室内で台に乗った自転車はやってますが・・・笑)

チーム仲間には、バスにぶつけられて車椅子になってしまった人もいます。彼に言わせると、「自転車をやめたおかげで、おなかが出てきた」そうですが、それは自転車とは関係ないでしょう・・・と反論しています。

元気な人が、特にいつも運動している人が、ベッドに貼り付けになるのは耐えられない事と思いますが、先のことを考えて、今はお医者様の指示にしたがって大事にし、完全なる回復を目指していただきたいと思います。無理をすれば、先に心配が残ります。それは島袋さんだけの問題ではなく、家族の問題にもなります。私はぜんぜん運動らしい事をしないので、デニスからジョギングでもすれば・・・と言われていますが、この年で突然走って膝でも痛めたら、この先「みんなに迷惑をかけるから」というのが私の「運動をしない」理屈になっています。どっちもどっちですねぇ・・。(笑)

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