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問い合わせや質問が届くと現在も答えるようにしています。

私も兄(島袋勉)が両足を失う事故に遭う前には義足のことは何もわかりませんでした。義足に触ったこともなかったです。兄は事故の後,義足に関しても調べたり専門の方に問い合わせたり,入院中には義足を実際に装着されている方によく質問していました。実際に直接質問することができたことに兄は感謝しているので,問い合わせや質問が届くと現在も答えるようにしています。
兄の場合は両足に義足を装着して歩くと膝下の骨や神経の痛み,皮膚が化膿するため大腿義足の装着を入院中に勧められました。しかし痛みを軽減することより,兄はできるだけ肢体を残したいとの希望を主治医へ伝え大腿切断はしませんでした。
人の体は一つの肢体としてみんな繋がって連動しいることを考えると,痛みが厳しい状態でも兄本人が判断し,自分の意思で選択し主治医へ伝えることができ,できるだけ肢体を残せたのでよかったと思います。
そのような経緯もあり兄は,マラソンの時は膝下の骨や神経の痛み,皮膚の化膿は付き合っていくものと今も考えています。「途中で義足を脱いで圧迫から解放し,汗を拭きとりますが痛みや炎症はあります。それでも,京都マラソンみなさんと一緒に走れて楽しかったです。」と,答えていました。
京都マラソン2019 島袋勉
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