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琉球新報 義足の島袋さん 具志頭小で講演

新報081130.jpg琉球新報2008年11月30日掲載版

義足の島袋さん 具志頭小で講演

「夢・目標 持ち続けて」

両足義足でフルマラソン完走や富士山登頂を果たした、島袋勉さんによる講演会「夢をあきらめない」が十九日、八重瀬町立具志頭小学校で行われた。島袋さんは「夢と目標を持ち続け、一歩一歩前に進めば、必ず達成できる」と力強く語った。

不慮の事故で両足を切断し視覚と記憶に障害が残った島袋さん。義足でマラソンに励む人の写真を見たことをきっかけに、「足のないことを言い訳にせず、生きることを探し始めた」という。

この日の講演では、世界各国のマラソンに出場して実感した「夢や目標を持つこと、できないと言われてもあきらめない」大切さを何度も語った。実際に体育館を全力疾走してみせると、児童らからは驚きの声が上がっていた。

六年生の金城魁輝君は「夢に言い訳をせずに頑張ることの大切さを知りました」と島袋さんに感謝の言葉を述べた。

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