島袋勉入院記録アルバムより・・・(初めての仮義足装着)
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明日は4月10日・・・島袋勉の事故から八年・・・。兄が身に生じた状況の変化を素直に受け入れ、以前と変わらぬ意欲を持ってくれているので本当にうれしいです。
突然に思いもかけないことが生じた時、人本来の姿が明らかになるように感じます。何がいつ・・・どのように起きるか・・・誰にも分らない・・・。
兄が事故に遭遇した後、考えてもいなかった辛い思いもたくさんしましたが、本人の意欲ゆえに、そして親身に支えてくださる方々のお陰で、私自身も精神的に病むことなく、感謝しつつ一日一日を過ごせています。辛いことは思い出しても生産的ではないですものね・・・!生じたことは現実として受けとめ、それ以上のことを学ぶようにこれからもしたいです・・・。
入院記録アルバム「初めての仮義足装着」写真を見ると、今のようにスムーズに歩けるようになるなんて・・・考えもしませんでした・・・。
★以下「島袋勉入院記録アルバムより」
事故から50日・・・2001年5月30日
「義足のソケットが出来ましたので義肢装具室にどうぞ!」と、連絡を受け、楽しみに義肢装具室へ!
最初の仮義足ができたら"歩ける"と、楽しみにしていました・・・が、装着して、平行棒をつかみ立つと、あまりの痛みで腕の力で体重をささえて、やっと立ちました!
「こんなに痛くて本当に歩けるの?」義足装着後の最初の一言。
立ったものの身動きがとれない・・・立つのもやっと・・・
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島袋さん、どんなに大変だったかと思います。
また、智美さんも。ご家族の皆さんも。
でも、あきらめない気持ちでずっとやってこられて、
今の元気なお姿があるんですものね。
その姿に、どれだけの人が希望をもらえたでしょう・・・。
私も見習って、常に前向きに
あきらめずにがんばっていきたいと思います。
島袋さんの人生において、この8年間は激動の時であったと思いますが、「夢をあきらめない」というメッセージは、多くの人々の心を揺さぶっていると思います。
栗田さん
事故から、もう8年になったんですね。
当事者である勉さんやずっとサポートし続けて来た智美さんご夫婦にとっては大変つらく厳しい年月であったろうと思います。しかし、今のご活躍を考えると逆にたった8年間でここまでの高みに到達したこと自体が奇跡に思われます。
厳しくつらい経験を“練成の過程の浄化”と表現される智美さん、この強さが今のご兄弟を作り上げているんですね。