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『最初どれくらい驚きましたか?』

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義足のランナー カバー.JPG「義足のランナー」を読んでお手紙を送ってくれた広島県東広島市小学校5年生へ。

『島袋勉さんへ』・『栗田智美さんへ』と二通別々にお礼と質問が書かれていました。

兄にはマラソンの質問でしたが、私には「義足のランナー」の本の質問でした。

質問:『義足のランナー』の本の後ろの写真を見て僕はとっても驚きました。栗田智美さんは妹だからもっと驚いたと思います。最初どれくらい驚きましたか?

栗田智美:本の後ろの写真は事故から4年ほどして撮影したものなので、もう驚きませんでした。でも事故が起きてすぐ後に、電話があって運ばれた病院に駆けつけた時は手術後でベットの上で白いシーツが掛けれていましたが、膝下から両足が無いのを見た時は、言葉も出ないくらい驚きとショックでした。

両足包帯でグルグル巻きにされていましたので、最初は手術されたところがどうなっているか?分からなかったのですが、包帯を交換する時に初めて断端(切断された部分)を見た時には「どんなに痛いだろう」と考えて胸が苦しくなった事を覚えています。

本の後ろの写真は、表情がいつもの兄の笑顔なので気に入っています。あまり私は足に注目していないと思います。義足は履いていると痛みがあり汗で蒸れるので義足を脱いで「気持良さそう~」と最初、この本の裏の写真を見た時は思いました。

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