「富士山へ登頂後、馬返しまでの下山はどうでしたか?」
[
]
島袋勉のあきらめない心に触れている友人からは「両足がない体の負担を考えると、登頂後に馬返しまで下山するなんて!」と、心配して「同行した智美さんは、大丈夫でした?」と、連絡がありました。
「下山はどうでしたか?」の質問が一番多かったので、様子を写真で伝えます。←(下山時の写真)
見ていると、下山は確かに苦しそうでした。
今回は登りがずーっと雨でしたので、リュックの中の衣類が水分を含み重さ倍増。重くても登りは固い岩場をどうにか、腕の力で前進。しかし、しかし下山ではリュックの重みで重心移動を腕の力で調整するのが難しく...義足の中の骨に激痛が出て、何度も何度も義足を脱いで骨の圧迫を解放させて、それからまた前進でした。
兄は「荷物の重量が増えると義足の性質上、登りには強くても下りには弱いことが発見できて良かった・・・その状況にならないと分からないことがたくさんある」と喜んでいますが、激痛を見ている私は心配でたまりませんでした。
無事に下山できてホッとしましたが、馬返しに下りるまで緊張の連続でした。
ご感想やメッセージを、コメントやトラックバックでお気軽にお寄せください。
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL:
コメントする