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お気持ちに感謝しています。今の心境・・・

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今朝am5:50頃↑・・・朝日の色と雲が美しく母が庭に出て見たいとのことで・・・。

こちらは兄(島袋勉)も母も気持ちは変わらずとても元気です。

皆さまからの心温まるメールやお気持ちに感謝しています。

20100716      naha051.JPG兄は今朝関西空港へ向かい,伊丹シティホテルでの講演です。明日は早朝よりラシーマでの予定があるので,今晩,最終のフライトで那覇へ戻ります。大気の乱れはどうしても切断部の神経の痛みがひどくなるようですがそれでも,いつも活動をこなしています。(苦笑)

母も気持ちは元気です...!!!が,体にはいろいろ変化が生じています。体が元気でも気持ちに元気がないですと,もっと困るので,今の状況に感謝しつつ過ごせています。

皆さんが心配してくださる人権に反するインターネット掲載や「週刊新潮」による誹謗中傷記事に関することでは,兄は「真実は一つだから」と変わらず気にいていませんので大丈夫です。

「栗田さんのHPで掲載していただけないでしょうか?」

のメールが山本さんから届きこのページに掲載後,お気遣いのメールが届き感謝しています。

「大丈夫ですか?」「週刊新潮を訴えないでいいのか?」「今後もそのままでいいのですか?」「何かお役に立てば教えてください。」と温かいメールをありがとうございます。

心境を・・書きますと・・・

購買目的(利益追求)のためにある特定人物に注目させて「疑惑の人物」と付け,10億円の保険金目当てに自分で両足を切断したかのような誹謗中傷記事を書き「えっ...?,これは何...!」と疑念を抱かせて購入させるそのような企業のあり方・・・あまりのモラルのなさが残念です。だからと言って「週刊新潮社」を訴えたところで・・・相手はモラルのない「売れればいい・・・」手法で慣れているわけですから,慰謝料を支払われるだけで次回の対策や再発防止には何もならないわけですので・・・,残念ながら被害者は多いようです。

そのような週刊誌の「疑惑」記事をインターネットで掲載し,自分のブログのアクセス数をあげる方もおられるようですから,そのような人権に反する記事を「人権侵害」と兄より削除するように提案される方も・・・。親身になって考えてくださりありがとうございます。

確かに倫理観や道徳観がしっかりされていたら,このような「疑惑」と言う文字で特定の人物を誹謗するような記事をわざわざインターネット上で掲載されないと思います。

インターネットは活用の仕方でとても有用で便利ですが,人権を痛めつけるようなモラルのない個人がアクセスをあげる目的で誤用すると人権侵害と感じています。

何人もの方より「人権に反する誹謗中傷をそのままにしていては・・・いけない」と,連絡を受けましたが,モラルのない方,人の痛みを感じない方にそのようなことを伝えても,購買目的のために誹謗中傷を書く出版社と同じで,ただアクセス数があがる事だけが大きな関心事ですので・・・そのような連絡にこちらが時間を活用しても対策にならないようで・・・。

確かにインターネットで個人を攻撃したり誹謗中傷したりするなら,お料理の素材をおいしく切る包丁を,犯罪や危害を加えるために用いるようなものだと思います。

保険金目当てに両足を自分で切断できるなど,だれも思わないでしょう・・・。

しかし,そのような正常には考えないような実際に出来ないことが掲載されるその背後は何か...?,それを様々な機関に相談しつつ調べ考えました・・・。

警察で発行された交通事故証明書・診断書・電鉄事故報告書があり交通事故で処理されている事故(事故翌日に新聞記事でも掲載されている)を保険金詐欺事件のようにしたいのは?利害が絡むのは保険会社。

突然の事故で重度障害を抱えた兄が「社会復帰できない」と判断した保険会社が保険金を支払わない目的で作成された疑惑で連ねられた保険会社が下請けに委託で作成させた報告書。

モラルのなさは,購買目的で疑惑記事を書く週刊誌だけでも,アクセスを上げる目的で疑惑をインターネット上に掲載する人だけでもありません。保険会社勤務のほとんどの方はモラルのある健全なお仕事をされていると思います。しかし,一部,ほんの一部で利潤追求目的のため正当に支払う保険金を,支払わないため保険会社同士の組織的な談合があること,そして社会復帰できないと判断した重度障害者に対して事例がいくつもあることが分かり愕然・・・,しかしそれは現実でした。

個人として利害が絡まない時には決して考えもしないようなことが,利害が絡み集団で組織的に計画される場合には「白を黒に見せる」ためにどれほどのお金が裏で使われているのも現実で。

重度障害や後遺障害のような大きな保険金を支払うよりは,まだそのほうが企業としての利潤があるという考え方も。しかし,それは兄が両足切断だけでなく,高次脳機能障害もあると分かる「社会復帰できない」と保険会社が判断したゆえ・・・。ここまでの誹謗疑惑が綴られた報告書が。

兄は事故後救急車で運ばれ,その後20ヶ月の長期入院,繰り返す手術を受けましたがそれでも,保険金を一円ももらうことなく,痛みや苦しみを味わいつつも命に感謝し生きることができています。

でも,多くの突然の事故で障害を抱えた方にお会いして分かった事は,障害が重度になればなるほど保険会社の派遣する調査員の攻撃で精神面でも苦しみが増す家族が多いことです。

兄は今もさまざまな痛みや幾つもの障害とつきあいながら,脳開発訓練も自分で考えて継続しつつ,経営者として仕事ができています。しかし,重度障害者になり社会復帰できないまま保険会社の調査攻撃で家族が疲れ果て,精神的に病気になって悲嘆しておられる方もいます。

私たち家族も「社会的弱者となった方を残念ながら・・・いじめる動きがある」と当初、厚生相談室で言われていましたが・・・その深意は分からなかったです。

しかし兄の突然の事故を経験を通して初めて分かりました。家族として辛い経験でしたが,今後このような被害者が出ないよう再発防止に何らかの仕方で役立てば・・・と,今は思っています。

長くなりました・・・。このように突然の事故で高次脳機能障害のような大きな障害で苦しむ本人や家族をさらに苦しめる攻撃を受けた者として再発防止に役立つような方法があればとは思っています。

攻撃するのではなく,自分にできることを一つ一つやっていけたら・・・それが今の心境です。

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コメント(1)

chika :

愛が智美ちゃんの心の奥深い所にしっかりと根をはっていて、それが今の智美ちゃんの生き方になっていると良く分かります。
本当に素晴らしいな…と思いました。
そして身近な人たちへの優しい気ずかいにいつも学ばせてもらっています。

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