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母は本当に大事な部分は守られているように感じ・・・ます。

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脳細胞の損傷が進行しいろいろ繋がらなくなることが増える母・・・

母は自分が苦しくなると、出動してしてしまう・・・のでヒヤヒヤ

本人に目的を確認すると、ずっと以前にインプットされている方を気遣って、苦しい時に動き出してしまうのです。 

脳障害が深刻化するにつれいろいろ生じる母ですが、本人は忘れるのです。

出来る対策は考えますが、生じた後はショックを私が受け引きずらないよう自分を訓練中。

とても危険な状態だったことを母に話した後、気持ちを切り替え今すべきことに集中するため美味しく紅茶を入れ届いた美味しいスイーツを頂きつつ母と約束事項を話し合いました。

脳障害で忘れると分かっていても、どこかで覚えるかもしれない・・・との希望がまだある私なのです(笑)

そんな母と私の様子を主人が「お母さんは病気なのだから・・・深刻になりすぎないように」と、写真を写してくれていました。

翌日、母へその写真を見せ「お母さん、昨日は何をしたか覚えている?どんな危険なことがあった?」と質問すると・・・写真を見ながら「智美は困った顔してるね・・・何かあったの?」

やっぱり何も覚えていない・・・「これはまた生じる・・・」と心配になる私・・・

じっーと写真を見ながら「幸せね・・・お母さんね、最高の人生よ・・・」と微笑む母。

これだけ脳障害が深刻化しパニックが増えても・・・「しあわせ」を味わえる母は本当に大事な部分は守られているように感じ・・・ます。

 

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