感謝する理由に包まれて
毎日溢れるかのように咲いてくれる島薔薇たち・・・ 風に吹かれて踊るように・
事故で兄(島袋勉)が突然,両足を失い高次脳機能障による記憶障害(複視)を抱えるようになって,社会的強者と言われている企業より重度障害を抱え弱い立場になった人が痛めつけられる経験をしました。
事故で両足を失う以上の苦しみを本人の兄は経験したと思います。泣き寝入りさせるために本人も家族も痛めつけられました・・・が,感謝する理由はいつもあるので・・・そのことをじっくり考えることにより乗り越えてこれたように思います。
命があり生かされている・・・それは本当に大きな感謝する理由・・・
経験を通して学んで初めて分かる人の痛み・・・何が本当に大切か・・・考えさせられ再認識・・・お金や利害で関係や契約が破壊する世の中にあって,目には見えない愛や信頼で結ばれた関係は深まる・・・
そんな感謝する理由に包まれていることを感じつつさらに感謝を深めています。深め続られのは人間がそのように造られているからなのでしょう・・・それは喜びの理由・・・
一週間ほど前に理化学研究所の木下和久さんより脳科学者の松本元さんのエッセイを教えていただきました。
『まさに・・・』と深く感動し,教えていただいたことに感謝しつつ思い出しています。
*******木下さんより教えていただいた松本元さんのエッセイ↓*******
理化学研究所に在籍された脳科学者の松本元さん(故人)という方がいらっしゃるのですが、その松本さんが人の脳に関するあるエッセイの中で、「(人は)人生においても、どれだけのことを為したか(出力したか) ではなく、成長していくプロセス自体が重要なのであて、そのプロセスの中で喜びを感じるように、本来的に人は創造されているのです。」と述べられています。松本さんのこの言葉がまさにその通りであること・・・
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