卒業生を送り出す校長の想い・・・
一人ひとりの子どもの心の成長を楽しみつつ育てておられる師崎小学校の校長。
子どもたちを前に「あなたたちの明るさが私たちの希望!」と話す奥村校長の優しい目が浮かびます。小学校の卒業式を終えた・・奥村さんよりメールが届きました。
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栗田さま
先週の金曜日に卒業式がありました。
式辞でも、震災の話はしました。でも子どもには、「暗く悲しい海」ではなく「明るく輝く海」に旅だってほしいと願っています。
「あなたたちの明るさ」が私たちの希望!と話をしました。
そして、今週から新しい児童会の役員が募金活動を始め
ています。
栗田さんのHPにも、たくさんの励ましの言葉が綴ってあり、とても良かったです。
すごいなあ・・・。
さまざまなやり方で、被災された方々の力になれるのですね!!
ホントすごいなぁ。
HPを見せていただいたので、メールしました。
師崎小 奥村
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巣立ちのこの時期なだけに,送り出す気持ちを考えています。この時期,おっしゃるように明るく乗り越えていきたい
です。
悲観的な考え方は伝染してしまいますので,被災地で苦難に直面されている方々と寄り添いつつ慰めになり,明るい気持ちになれるような支えになれたら・・・,わたしも願っています。
海を暗く悲しく見るよりも,明るく輝くなる海と見るほうが力や勇気がわいてきます。
状況は常に変化しますので,よくなるように力を発揮していく支えになれたら・・・と。
子どもも精一杯自分にできることをしたいとの自発的な行動は大きな励みですね!大人も希望を持ち続けられるか?試されるところです。
しっかり希望を思い描いていきましょう!
来る4月10日で兄は事故から10年です。
10年前のあの日は,突然の事故の驚きとあまりにも大きなケガの苦しさで胸の痛みでいっぱいでしたが,きっと復帰すると信じていました。
その気持ちがやはり苦難を乗り越えられたように思います。
そして本当に多くの皆さんに支えていただいからこそ・・・感謝です。
これからも感謝の気持ち原動力にできることをしていきたいです。
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