岩手県釜石で津波にのみこまれる郷土を目の当たりにした沢田幸三さんの記録を読みました。

大きな地震、津波、静寂、街が消えた・・・満天の星空・・・最後の沢田さんが語る"物を失っても、不幸だと思わない。"言葉が響きます。失った物以上に、今ある大切なこと・・・

沢田さんの言葉。

「全てをなくして、大事なことを教わりました。物を失っても、不幸だとは思わない。被災地では仲間たちと互いに支えて生きている人々がいます。そんな人のぬくもりに元気をもらっています。釜石を離れようとは思いません。生まれ変わったつもりで、第二の人生を歩いていきます」